映画版「ゲゲゲの鬼太郎」第二弾の全貌が少しずつ明らかになってきた

まさに“ファン待望”と言えるだろう。

「ゲゲゲの鬼太郎」の実写映画第2弾「ゲゲゲの鬼太郎千年呪い歌」が7月12日に公開される。

今月17日に、キャストの全貌とともに、見所が明らかになってきた。

第1弾では、ウエンツ瑛士(うえんつえいじ=22)の鬼太郎に加えて、田中麗奈(たなかれな=27)の猫娘、大泉洋(おおいずみよう=35)のねずみ男など、出演者の“妖怪ぶり”が見どころだったが、今回も豪華キャストの大変身は注目の的。

主には、次のとおり。

寺島しのぶ→濡れ女
ソ・ジソブ→夜叉
笹野高史→井戸仙人
佐野史郎→蛇骨婆(じゃこつばばあ)
緒形拳→ぬらりひょん
上地雄輔→さとり
ブラザートム・星野亜希(ほしのあき)→竹切り狸の夫婦
河本準一(次長課長)→琵琶牧々(びわぼくぼく)

何がすごいかって、緒形拳(おがたけん=70)をぬらりひょんにしてしまうなんて、並みの発想ではない!

「特殊メイクがどんな仕上がりになるか正直不安でしたが、最新の特殊メイクは本当に軽くてすぐになじむことができましたね。少しずつ少しずつ自分がぬらりひょんになっていくのが面白かったです」と、案外ノリノリの様子な大御所だった。

そんな度胸のある監督は、前作に引き続き、本木克英(もときかつひで=44)。ちなみにが務め、ヒロインは井上真央(いのうえまお=21)から北乃きい(きたのきい=17)にバトンタッチしている。

そんな中、映画を応援するかのように、鬼太郎の生まれ故郷、鳥取県でも動きがあった。

JA鳥取いなばの組合員が、「鬼太郎の砂丘らっきょう」をPRしているのだ。

「砂丘らっきょう」は同農協の登録商標だが、今年2月、栃木県内の漬物販売業者が中国産らっきょうを「国産」「砂丘らっきょう」と偽表示して販売し、イメージダウンしてしまうという手痛いダメージがあった。

映画の大人気振りが、実際の生まれ故郷を救うことになればいいのだが…。(古田鉄寿)


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