「まえだまえだ」が子役だけでなく芸人をしているのはなぜ!?

それにしても「ここまできたか」という感じがする。

何が?って、お笑い芸人・子役の「まえだまえだ」のこと。

実はこのふたり、実の兄弟で結成されたコンビであり、現在の日本で最年少の芸人なのだ。

「まえだまえだ」は前田航基(まえだこうき=9)と前田旺志郎(まえだおうしろう=7)によるコンビ。

兄弟コンビは、千原兄弟や中川家など数多くいるが、子ども同士のコンビというのだから、その新鮮さたるや相当なもの。

平成生まれが世の中に出始めてくる時代になって、「平成生まれか〜」とおっちゃんおばちゃんたちが驚嘆するのを尻目に、弟の旺志郎に関しては2000年生まれである。ミレニアムベイビーの出世頭第一号ということになるのだ。

しかも、このふたり、子役をしているとあって、その芸能勘もなかなかのもの。

なんと2007年のM-1グランプリで準決勝まで進出したというから、そのへんの売れない若手が思い切りショックを受けてしまうのも不思議ではない。小学生に負けるのだから。

もちろん、ネタを彼ら自身が描いているわけではなく、プロの構成作家が書いているので完成度は高いのだが、それを演じて「笑い」に昇華させられる小学生がはたしてどれだけいるだろうか?

まぎれもなく天才肌なのである。

ちなみに「まえだまえだ」としては、

「エンタの神様」(日本テレビ)
「爆笑ヒットパレード」(フジテレビ)
「笑っていいとも!」(フジテレビ)
「めざましテレビ」(フジテレビ)
「ハピふる!」(フジテレビ)
「はなまるマーケット」(TBS)

などに出演しており、子どもながらのほほえましい(?)エピソードも多い。

たとえば、「笑っていいとも!」の月曜コーナー「クイズ日本のしきたり」に出演した際、フリップ裏に書かれた問題の答えを間違って先に言ってしまったり、登場時の漫才が長く出題前にCMに入ってしまうなどのハプニングを起こした。

もちろん会場は大爆笑。

失敗しても「かわいい」という声に包まれるので、なんだかうらやましいような、芸人として甘すぎるんじゃないかと危惧するような……。

しかし、彼らはさすがにまだ小学生。今後芸人で行くと決まっているわけでもない。

実際に子役としても、航基は「徳川綱吉 イヌと呼ばれた男」(フジテレビ)、「アイ'ム ホーム」(NHK)、「二十四の瞳」(日本テレビ)、「水戸黄門 第34部 第4回」(TBS)、「必殺仕事人2007」(テレビ朝日)などに出演している。

また弟の旺志郎は映画では「千夏のおくりもの」(2005年)、「バルトの楽園」(2006年)、「ゲゲゲの鬼太郎」(2007年)など、ドラマでは「ナショナル劇場 水戸黄門 第35部 第6回」(TBS) 、「ちいさこべ〜若棟梁と九人の子〜」(NHK総合)、「メッセージ〜伝説のCMディレクター・杉山登志〜」(TBS)、「しゃばけ」(フジテレビ)などに出演。

まともに考えたら、ある程度の年齢で芸人をやめて役者に専念するところだろうが……今は怒涛のお笑い至上主義の社会。どうなるかは、まだまだわからない。(古田鉄寿)


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