『「超」怖い話』シリーズで夏の汗ばんだ背筋に冷たい汗を!

蒸し暑い真夏。

テレビでも「恐怖特集」などが組まれ、何かにつけ、身の毛もよだつような怪奇な話を聞く機会が多い。

これらを見ていると、「夏はやっぱり怖い話に尽きるよな」と、納涼気分に浸れるもの。

だが、人間誰も、怖い話を聞き続けると免疫のようなものができ、そう簡単には怖がらなくなってしまうものだから、困ったものだ。

そんな、「怖い話に耐性ができてしまったよ」というアナタのために、究極の「怖い話」をご紹介しよう。

それは、現在、竹書房から発売されている、この4冊だ。

『「超」怖い話Μ』平山夢明編著/松村進吉・久田樹生共著

『「極」怖い話』加藤一著

『恐怖箱 蛇苺』深澤夜・原田空・つくね乱蔵共著

『恐怖箱 怪医』雨宮淳司著

竹書房といえば、「超」怖い話シリーズ(=ちょうこわシリーズ)と言われるぐらい、恐怖系マニアにとっては必需品アイテムがそろっている。

特に今回、『「超」怖い話Μ』をもって、恐怖話の大家であった平山夢明がこのシリーズを卒業するとあり、まさに必読の書といえるだろう。

「超」怖い話シリーズは、実話怪談本としては、二十巻、16年にもおよび、編著者・共著者を代替わりさせながら続いてきた。

2度の休刊という危機を乗り越えて、ディープなファンの呼び声によって復活を遂げ、今や夏だけでなく年間を通して売れるシリーズに成長した。

恐怖ものといえば、取材に基づく現代怪談を扱った『新耳袋』(木原浩勝・中山市朗著)も有名だが、「西の新耳、東の超怖」と並び称される、まさに日本を代表する(?)現代実話怪談なのだ。

これに稲川淳二(いながわじゅんじ=60)を加えて三大実話怪談と呼ばれる場合もあるのだとか(そう考えると、稲川のスゴさもわかる!)。

さて、この超怖シリーズの怖さの真髄はといえば、何気ない日常の中に、何気なく恐怖が潜んでいるということ。

つまり、ホラー映画のように、「貞子がバーン! 伽椰子がドーン!」てな感じではなく、ふとさりげなく目をやったところに恐怖があったり、怪異らしきものを見たりという具合で、ジワジワとボディブロー的に効いてくる怖さなのだ。

また、実際に編著者の周囲で実際に見聞きされたことばかりで、それがオチ無くリアルに描かれているところが怖いのである。

実際に、平山氏をはじめ、加藤氏らなど、執筆をする際に神社などでのお参りやお払いは欠かさず、怪異を編んでいる編集者たちにも次々と不幸が訪れたりもする(それが日常的にある)というのだから、まぎれもない本物。

さて、あなたはこの恐怖に耐える自信がありますか?(古田鉄寿)


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