エイベックスが新インフル対応でミス？あゆ等“公演中止”のウラ事情！？

新型インフルエンザの感染が拡大している大阪府や兵庫県で､各種イベント中止の動きが活発化してきた。

エイベックスは19日､両府県で20～24日に予定していた歌手の浜崎あゆみ(はまさきあゆみ=30)や倖田來未､大塚愛のコンサートを中止すると発表。いずれも代替公演を検討中という。

当初はマスク着用などを呼びかけて開催する予定だったが､一転中止に。

今後のスケジュールやチケット払い戻しなどは改めて案内するとしており､急転直下の決定だったことがうかがえる。

表向きの説明はこうだ──

「再検討した結果､いまだ新型インフルエンザの感染の範囲やその状況が不透明であること､マスク・消毒液などの予防医薬部外品についてご来場いただくお客様に対応する数量が不足していることなど､ご来場されるお客様の安全を最優先に考えた結果､コンサートを中止することを決定いたしました」

大阪・大阪城ホールで20､21日に予定されていた浜崎のコンサートは当初､手洗いやうがいの励行や､せきの症状がある客へのマスク着用を呼び掛け､開催する方向だった。

しかしこの突然の中止。ちょっとしたウラがあるようだ。「内外タイムス」が報じている。

エイベックス勢のコンサートに先行し､23､24日に大阪市で関西ジャニーズJrのコンサート計4公演を行う予定だったジャニーズ事務所は､18日の段階で早々に延期を決定。

これ以降､ネット上ではコンサートを実施する予定だったエイベックス陣営に対し「商魂たくましい」といった批判が膨らんでいくこととなった。

中には「最前列なのにマスクしてて感じ悪いねえ､とか言いそう」と､浜崎を揶揄するものも見受けられた。

これは浜崎があるコンサートで､車椅子の観客に対して「最前列なのに座ってて感じ悪い」と発言したとされるエピソードを元にしたものだ。

「マスクなど準備万端整えて開催したとしても､こうした批判がアーティストに向けられる可能性がある。

イメージダウンを避けるためにも中止せざるを得なかったのではないか」（芸能関係者：内外）

新型インフルエンザの国内での拡大はいまだ収まらず､20日夜には東京と神奈川でも感染者が発生したばかり。

インフルをめぐる混乱はまだまだ続きそうだ。（淺川）