香取慎吾が三谷幸喜ミュージカルでNYブロードウェーデビュー！

(06/09)

ジャニーズのSMAP・香取慎吾（かとりしんご=32）が､喜劇作家の三谷幸喜が手掛ける主演ミュージカル「TALK LIKE SINGING」で､今年11月にブロードウェーデビューすることが8日､分かった。

SMAPは国外コンサートの経験はなく､香取にとっても海外での初ステージとなる。

しかし､一部メディアが「日本のオリジナル作品が米・ニューヨークで初上演」としているが､これは事実ではない。

さて､香取は主演したNHK大河ドラマ「新選組！」をはじめ､映画「THE 有頂天ホテル」など､これまで6本の三谷作品に出演。

さらに､音楽監督を務める元ピチカート・ファイブの小西康陽とは､「慎吾ママのおはロック」の作詞・作曲・プロデュースを受けた関係とあって､気心の知れたスタッフが集結したことになる。

香取の舞台出演は､1997年「怪談・にせ・皿屋敷」以来12年ぶり。

この作品は「歌うとは何か？」をテーマにしたコメディ。

主人公の青年ターロウ（香取）は､普通にしゃべることができず､いつでも明るく歌っている。

そんなターロウを心理言語学者ニモイ博士（堀内敬子）と精神医学者ダイソン博士（川平慈英）が治療にあたる──というストーリーだ。

劇中のセリフや歌は日本語と英語が入り交じるが､どちらの言語しか分からなくても楽しめる作品になるという。

現地時間11月12日から同22日まで､いわゆる「オフ・ブロードウェー」と呼ばれる小劇場のスカーボール・センターで上演。

東京公演も来年予定されているという。（淺川）