ミス・ユニバース・宮坂絵美里の衣装「著作権侵害」疑惑にさらなる火種が!!
(08/07)

以前にも本サイトで紹介したミス・ユニバースの宮坂絵美里(みやさかえみり=25)の衣装をめぐる問題に、新たな火種が発生している。

衣装に対して膨大な数の批判が寄せられた結果、デザインを変更するに至 ったのはお伝えしたとおり。

この点について、衣装をデザインした緒方義志氏のブログでは 2009年7月30日の更新にてある報告があった。

「プロデューサーである緒方としては 短いままでも全く問題ないという考えだったようです」とのこと。

だが、協力企業の強い意向で、「製作チーム全員が納得できるスタイリングを完成させる」ことになったという。

この記述の直後には、「しかし 着物の着丈が変わったくらいでは この 衣装の持つ魅力は全く変わりません」とあり、この一言がまたもや人々の 反感を買ってしまった。

当該の更新の題名が「ゴホウコク」とカタカナ表記だったことも、挑発的なものと受け止められたようだ。

ブログは再び炎上し、1100件以上の書き込みがなされている。

フランスのブランドDiorの服を参考にしたという衣装は、法的に見て問題 があるのではないかという意見も出ている。

日本では、ファッションは登録を要する意匠法の保護対象であるが、フランスでは著作権も含めて保護されていることが重要視される。

フランスの知的所有権に関する法典の「112-2」は、流行と共に変化する季節産業の生産物が保護対象であると明言。

また、作者は、自身の作品によって排他的に利益を得る権利があると、「123-1」に記されている。

したがって、無断で作品を複写・模倣することは認められない。

前回触れたように、Diorの企画展に関する「Vogue」の記事の写真を参考に して衣装を依頼したと、プロデューサーのイネス・リグロン氏はブログに 記した。

その写真の服は、ピレリカレンダーの2008年版に元々は収録されていたもの。

この点をイネス氏が把握していたことは、ブログの記述でも明らかだ。

アパレル業界関係者によると、Diorが当該の衣装を複写・模倣と捉えて問題 視するかどうかということが、今後の焦点ではないかという。

「Dior Hommeは、エディ・スリマンがデザイナーだった頃は特に人気で、 日本でもコピー品に等しいような服が多くのブランドから発売されていました」

今後の展開次第では、ファッション業界全般のデザインの在り方に一石を 投じる問題に発展する可能性も出てきそうだ。(古田鉄寿)


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