「ブザービート～崖っぷちのヒーロー～」が相武紗季でなく北川景子になった裏の戦略とは!?

(08/24)

NEWSの山下智久(やましたともひさ=24)主演の月9ドラマ｢ブザービート～崖っぷちのヒーロー～｣(フジテレビ)だが､初回視聴率こそふるわなかったものの､その後は比較的堅調に推移している｡

初回視聴率は､15.5%｡

これは春ドラマ｢婚カツ!｣の初回視聴率16.3%を下回っており､当初はまたひと桁視聴率を連発するのではと心配されていた｡

当初は､月9史上初のひと桁視聴率を連発した｢婚カツ!｣の二の舞も心配されていたが､その悪夢は繰り返されなさそうだ｡

だが､このドラマ､当初は北川景子(きたがわけいこ=23)ではなく相武紗季(あいぶさき=24)がヒロインの予定だったとの噂｡

北川は所属事務所のスターダストプロモーションがポスト沢尻エリカ(さわじりえりか=23)を狙って､どうしても売りたい女優の1人｡

一説によれば､ジャニーズと良好関係にあるスターダストがムリヤリ北川をねじ込んできたという話もあるという｡

相武にとっては酷な話だが､TOKIOの長瀬智也(ながせともや=30)との交際があるから､引け目を感じてヒロインの座を譲らなければいけなかったのだろうか?

だが､これは憶測が過ぎるかもしれない｡

そもそも交際に反対されているようならジャニーズタレントと共演自体がNGになる｡

全面的に賛成はされていないだろうが､あの2人の交際はむしろOKと見られているらしい｡

同時に相武の将来性も考慮されている可能性もなくはない｡

それと､脇に徹することが出来る女優であり､｢華麗なる一族｣でも脇役という立場をしっかり踏まえた演技を見せていた｡

ヒロインになると､当たればデカイが､視聴率が取れなかったときに酷評される｡

しかも､2クール連続で､というワケにもいかない｡

これが脇役だったならば､1年間通してドラマに出られる可能性もある｡

ある意味､おいしいポジションにいるということだ｡

現場でも､でしゃばりすぎず､むしろ｢また一緒にやりたい｣というスタッフも増えているらしいから､ヒロインを獲らなかったことは､女優として｢急がば回れ｣と計算なのかもしれない｡(古田鉄寿)