｢スッキリ｣が2023年に打ち切り決定!? 番組内容に問題があった?

日本テレビ系朝の情報番組『スッキリ』が、2023年春をもって打ち切りになると『週刊女性PRIME』が報じた。

記事によると、『スッキリ』では度々BPO(放送倫理･番組向上機構)の審議にかけられる内容をOAしており、後継番組のキャスティングを検討していたという。
視聴率という観点でも、テレビ朝日系『羽鳥慎一モーニングショー』に差をつけられているのだが、それ以上に深刻なのが、放送倫理違反とも言えるお粗末な番組VTRだった。

「昨年3月にはアイヌ民族を描くドキュメンタリーを紹介したお笑い芸人の発言が問題となり、放送直後から批判が殺到。同年7月に放送倫理・番組向上機構から明らかな差別表現を含んだものとして、当時も番組終了が噂されました。（中略）とあるペットサロンで起きた犬の虐待致死疑惑を取り上げました。この内容に対し、該当するペットサロンの経営者が"事実に反する放送"と主張し、名誉を侵害されたとBPOに申し立てました」（制作会社関係者：週刊女性PRIME）

司会者の加藤浩次は、いかにもそういった"捏造"や"差別"的内容を嫌いそうだが、あくまでVTR編集や取材を行っているのはスタッフ。彼の意思関係なく、スタッフがGOサインを出せば映像は流れてしまう。
その加藤浩次も、吉本興業芸人が引き起こした「闇営業問題」で、事務所を痛烈に批判。「このままの体制が続くんだったら、この会社を辞める」とまで宣言し、実際に退社している。

吉本興業の後ろ盾を失い、同事務所は現在、裏番組のTBS系『ラヴィット』に力を入れ、大量に所属芸人を送り込んでいる。こちらの視聴率を上げることに注力しており、『スッキリ』がどうなろうと、もはや関係ないのだ。

BPOにも大手事務所にも嫌われ、視聴率も伸び悩んでいる状況では、打ち切り論が浮上しても致し方ないところか。

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