｢東大王｣9月末で打ち切り! 人気メンバー卒業で視聴率低下､迷走目立った!

TBS系『東大王』が、2024年9月末をもって打ち切りとなることが決定した。2017年4月にレギュラー放送を開始してから約7年半の歴史に幕を下ろす。

同番組からは、"クイズ王"と称され、QuizKnockを立ち上げるなどクイズ界に多大な影響力を持つ伊沢拓司や、タレントとしてクイズ番組等に出演する鶴崎修功、伊沢拓司最大のライバルであり現在は東京大学病院などに勤務する水上颯、才色兼備な美女として絶大な人気を誇った鈴木光らを輩出。個々が様々なジャンルに強みを持ち、東大王チームとして芸能人チームに立ちはだかってきた。

しかし、大学を卒業してそれぞれが別の道を歩みだすと、東大王メンバーが入れ替わり、新しいチームを編成。イマイチ人気が上がらず、視聴率が低迷しはじめる。
「クイズ甲子園」と題して日本テレビ系『高校生クイズ』のパクリ企画を実施したり、東大王チームを1軍と2軍とに分けて成績によって入れ替え制にするなど、色々テコ入れを施すも上手くいかなかった。

最終回は3時間SPで、初期メンバーの水上颯や鶴崎修功が久々の出演。他にも"ジャスコ"のあだ名がついた林輝幸や、スーパーサブメンバーとして初期時代を支えた砂川信哉も登場予定。
残念ながら、弁護士となった鈴木光は、仕事の都合なのか最終回にも姿を見せない。それでも、初期から番組を視聴していた人には懐かしい顔ぶれが揃う。最後に観る価値はあるだろう。

クイズ業界に一石を投じた『東大王』だったが、優秀な東大生たちはきっと別の番組や別のジャンルで活躍してくれるに違いない。

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