「イロモネア」の審査員は仕込み!? 不自然に笑わない観客がいる原因!
一組の芸人が5つのステージに挑戦、観客100人の中からランダムに選ばれた5人のうち3人(最終ステージは5人)を笑わせられればクリアとなる企画で2005年からスタートしたTBS系『ザ・イロモネア』。

ステージは、一発ギャグ・モノマネ・モノボケ・サイレント・ショートコントの5つ。
芸人によって得意不得意が分かれるジャンルであり、全てのステージをクリアする事は容易ではない。
特に、言葉を一切口から発してはならない「サイレント」は、初めて挑戦する芸人達にとって大きな壁となる。

審査員は観覧募集で集まった一般男女100名から選ばれ、挑戦者の芸人は誰が選ばれたのか知らない状態でステージに挑む。
そのため、大方の観客にウケているようでも制限時間60秒以内にクリア出来ないといった光景も起こり得るのだ。

笑いのツボは人それぞれ、一様に断定することは難しいものの、自分にとっては大爆笑なのに画面を見たら審査員の人達が全く笑っていない、なんて場面に出くわす視聴者も多いのではなかろうか。
放送開始から現在までに20組以上の完全制覇者(100万円獲得者)が生まれており、絶対に笑わないように仕込まれているわけでもなさそうだが、時折終始無愛想な表情を浮かべた観客が目に付くのも事実。

実際に審査員として番組観覧をした人によると、番組スタッフ側から「笑うのを我慢してください」といった指示はなく、むしろ「どんどん笑ってください!」と煽られていたという。
収録前の説明会・収録中でも一貫して笑いを禁じる指示は受けなかったそうだ。

芸人台に登場して5つのステージに挑戦する前、ウッチャンナンチャンとトークをして笑いが起きた場合、観客全員が笑顔のまま審査に移ると企画そのものが成立しない為、「芸人さんのネタが始まるとき、一度お顔をリセットしてください(=口を閉じてください)」との説明はあったが、それのみ。

番組スタッフ側から特別な拘束はない、では観客達がありのまま爆笑出来ない原因は何か。
それは、観客=審査員という図式に潜むものと思われる。

ランダムで選ばれた審査員の顔は芸人のネタ披露中画面下に常駐する。
視聴者は、芸人のネタと同時に審査員が笑う笑わないはおろか表情の変化、細かい動き全てを見ることが出来る状態だ。

普段カメラに映ることに慣れていない人が、全国ネットでしかも芸人のネタを審査する役割を担いその言動が視聴者にも監視されているとなれば、少なからず緊張感を持ってしまうはず。
不特定多数の視聴者に、「こんなんで笑いやがった」「なんで面白いのに笑わないんだ」などと観客は目に見えないところで批判を受けることもある。

他にも、過去収録に参加した人によれば番組収録時間は計11時間にも及んだといい、途中休憩時間はあったものの狭い空間に長時間拘束されれば疲れや、撮影が夜中に突入すれば眠気など笑いへの障害も生まれてくる。

普段家でテレビを見ているのとは全く違う環境のもと、普段通り笑うことは実は簡単ではなかったと感じる観客がいる一方、複数で来ている人はそのうち一人は"連れ"でさほどお笑いに興味がないというケースもゼロではないという。

視聴者の中で無愛想な顔つきだったりでどうも気に食わない審査員が画面に映っていても、彼らは特別笑いを制御されているわけではなく、異質の空間に圧迫されているだけだと受け入れるべきだろう。
きっと彼らも、審査員ではなく家のテレビで『イロモネア』を観ている時は同じ感想を抱いているのであるから。
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