あしたの、喜多善男
[第5話]
俺の人生、最後の11日のカウントダウン。この人生に、多くの人はうごめいている…。それぞれの思惑のために…。02/05放送
とうとう、誘拐犯になってしまった…。自責の念に駆られて後悔をする善男(小日向文世)は、嫌な夢を見て目が覚める。誘拐…自分はそんな気ではなかったんだ!! そこで善男は目を覚ます。
その頃、平太(松田龍平)は善男を探して、箱根湯本に来ていた。そしてリカ(栗山千明)に依頼された殺し屋・片山(温水洋一)も箱根に潜伏していた。さらに、宵町しのぶ(日高由里子)の事務所も強面の人を雇い、箱根に向かわせていたのだ。
一方、善男としのぶは神社にお参りをしていた。死ぬ前なのに、一生懸命お祈りする善男に、しのぶは何をお祈りしたのかを聞く。
「悪いことをしてしまって、ごめんなさい」って。
「なぜ、私や善男ちゃんが使うわけでないのに?赤十字に寄付するのに?」
「…」
「善男ちゃんって優しいんだね…私以外にも」
そんな話をしながら神社を戻る途中で、善男とみずほは老人を助ける。老人は心臓に持病を持っていたのだ。善男は老人を助け、自分の泊まっている宿に寝かせてあげる…。
その老人は偶然にも善男の中学時代の恩師で、目立たない善男のことをよく覚えていた…。先生は善男に「自分の息子が人を殺してしまい、夫婦で生き場所を失っていた」と告白する。しかし、生きていたからこそ、善男と再会できたと、先生は喜んでいた。その言葉を聞いた善男は、年老いた先生に…。
その頃、ロビーでしのぶが片山と平太につぎつぎ見つかり…ついに平太に確保される。
善男の借りている部屋で大喧嘩になる、しのぶと平太と善男――収集の付かない状態を一括したのは、先生だった。
先生ご夫妻、善男、平太、しのぶは、部屋で一緒に鍋を食べていると、先生が体調を崩し吐き戻す。それを捨てに善男が外のゴミ箱へと行くと、片山が背後から一突きしようとした。大きく振り上げた腕を振り下ろそうとしたとき、間一髪、平太が片山を押さえ込み、善男は何も知らずにその場を離れる。
片山に逃げられる平太だったが、彼が落としていった携帯電話を拾った…。
一難去って、また一難! 今度は、宵町しのぶの事務所の連中が、ホテルをしらみ潰しに探し始めたのだ。慌てて逃げ出す、平太、しのぶ、善男…。間一髪のところで、ホテルを脱出し、タクシーに乗り込むのだった。
平太は、片山が落としていった携帯電話にあったリカの番号に電話をかける。携帯はつながり、リカの声が…。
「もしもし…殺ったの?」
その言葉を聞いた平太は、無言で電話を切り、考え込んでいた…。
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キャスト
喜多善男(きたよしお) / 小日向文世(こひなたふみよ)とにかく、平凡な男。性格は真面目で人を信じて騙されやすい。
本人はB級の出版社に勤務し、人並みの生活ができれば――と思っているのに、親友の死や借金、離婚など、次々と不幸に見舞われ、親友の命日である11日に死ぬ事を決意し、残り11日間を楽しく生きようとするが、そこから、彼の大波乱人生が幕を開けてしまうのだった。
矢代平太 / 松田龍平(まつだりゅうへい)
キャバレーのスカウトマン。善男との出会いは偶然タクシーに乗り合わせてこと。善男が死のうとしているのを知り、彼を利用して保険金をせしめ様といろいろ世話を焼き始める。しかし、そのうち友情に似た“情”が芽生えはじめ…。
性格は大ざっぱ。人相は見るからに「悪い奴」だが、人生に不器用なところもある。
鷲巣みずほ / 小西真奈美(こにしまなみ)
善男と離婚した、元妻。11年前、善男と知り合う前は総合病院の看護婦だった。善男と離婚後に社長婦人となるが、2番目の結婚相手だった社長は事故死する。その後は、社長業を継いで女社長に就任したやり手の女性だ。
善男の記憶に残る「みずほ」は、優しくて家庭的な女だったのだが…。夫の事故死には不自然な点もあり、保険会社が身辺調査に入っている。
長谷川リカ / 栗山千明(くりやまちあき)
宵町しのぶ / 吉高由里子(よしたかゆりこ)
杉本マサル / 生瀬勝久(なませかつひさ)
森脇大輔 / 要潤(かなめじゅん)
三波貴男 / 今井雅之(いまいまさゆき)
片山 / 温水洋一(ぬくみずよういち)
小林社長 / デビット伊東(でびっといとう)
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