ATARU(アタル)第3話あらすじ完全版

ATARU(アタル)

[第3話]

04/29放送

チョコザイ（中居正広）を病院に連れていった舞子（栗山千明）は、彼に発達障害の可能性があると聞かされる。
そこへ頭部に不審な陥没のある水死体が港で見つかったと連絡が入った。遺体は広告代理店社長の弓削（矢嶋俊作）。
死亡推定時刻は夜で、近くに釣り道具も見つかり、夜釣りに来て転落死したものと判断された。
だが、納得のいかない舞子は沢（北村一輝）に、捜査を続けると告げる。

翌日、舞子と沢が弓削の妻・啓子（高橋ひとみ）から話を聞くと、夫は熱海に出張中だったと言う。
遺体が発見されたのは都内だと伝えると、啓子は仕事のことはいつも何も聞かされていないと言うのだった。

舞子は弓削の会社へ行き、専務の坂巻（累央）から実は弓削は啓子に内緒で休暇を取っていたと聞かされる。
不倫旅行の可能性があったが、携帯は水没していて通話履歴は調べられない。

舞子が持ち帰った写真を見たチョコザイは「フラクチャー（骨折）」とつぶやく。
さらに、彼は「どっち？」と言い、昇（玉森裕太）は頭か足かどちらから落ちたかという意味ではないかと推測。
頭から落ちたにしては足を折っているし、足から落ちたにしては頭が陥没しすぎていた。

司法解剖の結果、弓削の体内からプランクトンが見つかり、溺死と判明。
だが、内耳の骨が折れていて、頭部を殴られた可能性も出てくる。

弓削の会社に連れていかれたチョコザイは、そこにあったボールペンを指して「ブラックネオン・ジュエルネール」とつぶやく。
ネイルストーンでデコレーションされたボールペンだったが、ブラックネオンという石を使っている店は都内に１軒しかなかった。

その店に向かった沢はネイリストの裕子（高橋愛）が、弓削の死亡当日に急な休みを取っていたと分かる。
だが、彼女にはアリバイがあった。その後、弓削の息子の拓海（浅利陽介）が裕子と交際していたことが判明する。

さらに、弓削の胃からエビの成分だけが検出される。死ぬ前にエビだけを大量に食べたようだ。
だが、現場近くの飲食店に、弓削がエビを食べたらしき店は見つからない。
すると、チョコザイは「スイーパー」「掃除」とつぶやく。
調べてみると「海の掃除屋」と呼ばれるエビが存在することが分かった。
鑑識の結果、弓削の胃から検出されたのは、確かにそのエビの成分だった。
そのエビによって遺体が損傷し、死亡推定時刻がズレたのだ。
本当の時刻は当初の推測より２時間ほど前で、関係者のアリバイを再検証することに。

捜査の結果、拓海の靴に現場の砂が付着しているのが判明。現場にも彼の靴跡があった。
取り調べを受けた拓海は、自分が父親を殺したと自供する。

弓削の不倫相手は裕子だった。それを知った拓海は裕子を脅し、自分と付き合うよう迫った。
そして、弓削を港に呼び出して、殺したのだ。

事件は解決し、チョコザイはまたも眠りにつく。

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