JIN-仁-第11話あらすじ完全版

JIN-仁-

[第11話]

06/26放送

坂本龍馬（内野聖陽）の死後、日本は混乱の世に突入する。江戸では、江戸無血開城後に旧政府軍の残党が抵抗を続け、幕府軍と対立していた。遂に、上野で政府軍と幕府軍の戦いが勃発する。

咲（綾瀬はるか）の兄・恭太郎は旧政府軍で戦をしていたが、それを知った咲は、恭太郎を止めようと戦場へと向かい、鉄砲の弾が当たり大怪我をしてしまう。

運ばれてきた咲を仁（大沢たかお）は救おうとするが、脳腫瘍が進行した仁には手術をする力は残っていなかった。そこで佐分利祐輔（桐谷健太）が手術をし、弾を摘出する。

この一件で、恭太郎は戦を辞めて、家長として橘家を守っていく事を決意する。

手術は成功した咲だったが、予後が悪く、ペニシリンが効かない感染症に侵されてしまっていた。仁はこの病に効く薬を現代から持ってきていたことを思い出す。病の体で薬を探し歩く仁に龍馬の声が…。声に導かれた仁がたどり着いた場所は、なんと現代の世界であった。

仁は自分の脳腫瘍の手術をその時代の仁・自らの執刀で手術し、見事に成功させる。そして自分が江戸時代にタイムスリップしてしまった時のように同じ行動によってその時代の仁と入れ替わった。数日後には、その不可思議な出来事を周囲の人たちすっかり忘れてしまっていた。記憶から“その出来事”が抹消されたのだ。

咲たちのことが気がかりな仁は、図書館に行き、日本史を探る。仁は、歴史上に“仁友堂”の存在が記されていることが分かりホッとする。しかし咲についての記述はどこにも記されていなかった。

後日、仁は咲の実家があった場所を訪ねと、そこに「橘医院」という診療所が建っていた。そこで仁は、野風（中谷美紀）そっくりの女性・橘未来（中谷美紀）と出会う。未来は橘家の養子で野風の血を継いでいた。野風の病死後、咲が野風の子を育てたのだ。未来から咲が産婦人科の女医として活躍した事を聞いた仁は安堵する。そんな仁の姿に、未来は咲が“仁宛”に残した手紙を手渡した。そこには咲の想いが書かれていた…。

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