救命病棟24時 第4シーズン
[第6話]
09/15放送

自殺未遂の女性・由梨(野村佑香)が運ばれてくる。
進藤(江口洋介)や楓(松嶋菜々子)らは他の患者への影響を避けるため、駐車場で処置。
その頃、手から血を流した浅越(水橋研二)が現れ、澤井(ユースケ・サンタマリア)は外来へ行くよう促す。
澤井は救命センターの視察に来た国会議員の岡部(佐戸井けん太)の案内で手一杯だったのだ。

やがて、救命センターのホットラインに、なぜかいたずら電話が連続するようになる。
澤井に邪険にされたことを恨んだ浅越の仕業だった。
澤井は事を大きくしないよう、楓とともに浅越の家を訪ねていき謝罪。
いたずら電話はやめてほしいと告げられ、浅越も納得する。
だが、楓と澤井は浅越の家に由梨との写真を発見。
不審に思い、警察に通報した。

やがて、澤井は岡部から救命医療改革の独立行政法人の諮問委員として勧誘された。
澤井は医師を辞めて尽力すると言って、その申し出に応える。
だが、岡部がその場で心筋梗塞で倒れた。
病院に運ばれた、進藤のおかげで一命をとりとめ、ICUに移される。

するとその時、意識を取り戻した由梨が錯乱し「殺される!」と叫び出す。
由梨は自殺ではなく、別れた恋人の浅越が自殺に見せかけて殺そうとしたのだ。
澤井はすぐに警察に連絡を取るが、浅越は既に自宅に帰されていた。

進藤たちは由梨を安全な病棟に移そうとストレッチャーに乗せた。
すると、薬品の入ったバケツとナイフを持った浅越が廊下で待ち受けていた。
進藤は由梨を守ってICUから脱出させるが、浅越に刺されてしまう。

さらに、浅越はICUに押し入って、岡部を人質に由梨を連れてこいと要求。
浅越は薬品をまくと脅すが、進藤と楓、澤井が何とかそれを奪い取る。
だが、浅越はナイフで自らの首を切って、自殺を図った。
ICUに突入してきた警官たちは浅越の身柄を確保しようとするが、進藤はそれを制して彼の処置を始める。
岡部の秘書はなぜこんな男を救うのかと責めるが、進藤は患者に国会議員も犯人もないと告げた。

一件落着した後、楓は澤井に呼び出された。
来月から救命センターに医師が5人来るのだが、医局長を務めてくれないかと言う。
楓は進藤のほうがいいと言うが、澤井は彼には病院を辞めてもらうと告げた。
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キャスト
進藤一生 / 江口洋介(えぐちようすけ)
救命救急医として人々の生死に関わっていく天才外科医。
国際人道支援医師団の任務のためアフリカにいたが、2009年帰国。
今回配属された病院の救命医が総辞職してしまったため、
医者を探そうとしている。
小島楓 / 松嶋菜々子(まつしまななこ)
かつては進藤のもとで研修していた。
救命のスペシャリストだったが、現在救命医療の現場から離れている。
実は医療ミスで訴えられ、病院を追われて退職していたのだった。

澤井悦司 / ユースケ・サンタマリア(ゆーすけさんたまりあ)
医局長。
進藤のライバルで、超現実主義。
救命センター再建のために転属させられたアメリカ帰りの優秀な外科医。
理想論をかざす進藤と対立している。
鴨井千夏 / 北乃きい(きたのきい)
新人看護師。
研修医の工藤と反発する。
先輩看護師・山城に憧れている。
山城紗江子 / 木村多江(きむらたえ)
救命認定看護師と精神看護専門看護師の資格を持つエキスパート。
後輩の面倒見が良い。
工藤亮介 / 石田卓也(いしだたくや)
実家が美容外科の研修医。
花輪勝司 / 板尾創路(いたおいつじ)
麻酔科医。
新人看護師・鴨居のことがお気に入り。
横溝静香 / 市川実和子(いちかわみわこ)
看護師。

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