メイド刑事
[第1話]
ここは、京都府警察本部本部長・海堂俊昭(原田龍二)邸。06/26放送
朝、海堂邸のメイド・葵(福田沙紀)は、背後に怪しい気配を感じる。あっという間に、怪しい人物をやっつける葵。不用意に葵の後ろに立つのはとても危険なのだ!
しかし、怪しい人物と葵が勘違いをした人は、京都府警の梶警部補(的場浩司)だった。
梶は、海堂に呼ばれて海堂邸にやってきたのだ。
「失礼いたしました」。
葵はすぐに謝るが、まったく反省している様子はない。
(勝手に入ってきた、梶が悪い)その程度にしか、思っているようだった。
海堂が梶警部補を自宅に呼んだのは、メイドが殺された事件の件だった。
鴨川で、京都府議会議員の仙石(国広富之)の家で働いていたメイド・由紀(藤岡涼音)の遺体が発見された。当初、遺書もあることから自殺と思われたが、遺書にまったく指紋が付いていないなど不自然な点もあり、他殺の可能性が高いと捜査が開始されたのだ。
しかし執事・朝倉(品川徹)の情報によれば、仙石は議員の立場を利用して、警察の介入を拒み、捜査に圧力をかけているらしい。
そこで海堂は、信頼できる梶に捜査を依頼し、さらに、葵に仙石家への潜入捜査を命じた。
仙石邸のハウスキーパー・恵理加(宮本真希)に邸内を案内してもらう葵。さっそく、メイドの仕事をこなしながら捜査を開始する。完璧な仕事ぶりが仙石の妻・定子(石野真子)からも評価され、すっかりお気に入りのメイドになっていた。定子は病気を患っており、病弱で、ベッドで毎日を過ごしていた。
メイドとして定子と関わるなかで、葵は、定子が恵理加のことが気になっていることに気づく。夫の身の回りの世話までする恵理加に疑念を抱いている感じだった。
そんなある日、仙石は怪しげな男・玉村(川原和久)と一緒に帰宅した。なんでも、ゴルフ仲間らしいのだが、どうも怪しい。梶の捜査で、玉村は不動産会社・玉村興業の社長であることが分かったが、じつは別の顔があった。玉村は暴力団だったのだ。
ある日、お茶の担当をしていた葵は、奥様専用のジャムの蓋が少し開いているのに気づく。昨日、葵はきちんとジャムの蓋をしめたはずだった。そばに誰もいないことを確認し、ジャムを口にふくんだ葵は、ジャムに薬物が入れられたことを察知する。
その日、お茶の時間に、葵は別のジャムをお持ちすると、定子は「味が違う」と、すぐに気づく。「私のためなら余計なことをしないで。でないと、あなたが…」定子はそこまで言って、口をつぐんだ。
定子は、自分の命が狙われていることや由紀が殺された理由を知っていたのだ。
ジャムの成分を調べると、ジャムの中には徐々に体を蝕む毒薬が混入されていた。おそらく、死亡したメイドの由紀はジャムに毒物が混入していることに気づいて、何者かに殺害されたのだ。
定子が死んで得をする人物や、怪しい人物は――
・定子が死ねば仙石家の全てが手に入る婿養子の夫・仙石
・仙石の愛人であり、定子の存在が邪魔なハウスキーパー・恵理加、
・目的はわからないが、仙石邸に出入りしている暴力団・玉村
・疑われずにジャムに触ることができるメイド・神保由乃(角替和枝)
以上の4人。
夜、葵が仙石を見張っていると玉村の手下に見つかってしまう。しかし、葵の正体はバレていないようだ。
何とか逃げ切ってホッとしているとき葵に、定子が声をかけた。
「もう少しここにいなさい。でないと、見つかってしまうわよ」。
定子は葵をかくまった。
翌日、定子が「気分がいい」と言うので、葵は定子を車椅子に乗せて散歩に出かける。定子は自分が毒殺されようとしているのに、今も仙石を愛しているという。
散歩から帰ると、葵は仙石に呼び出される。
「定子が何か言っていなかったか」と問い詰められる葵は、「旦那様は奥様をまだ愛していらっしゃいますか。奥様はまだ旦那様を愛しているそうです」と仙石に尋ねた。
すると仙石は「恵理加とは遊びだ。私が愛しているのは定子だけだ」と言い、そう定子に伝えるよう、葵に伝えるのだった。
仙石が心配していたのは、恵理加との不倫関係が定子にバレていないかどうか、そっちのほうだったのだ。仙石は今でも定子を愛しているようだった。
ある日、恵理加が玉村不動産に出かける。葵が玉村不動産に行ってみると、誰もいない事務所で恵理加と玉村が抱き合っていた。2人は付き合っていたのだ。
2人が話している一部始終を聞いていた葵は、由紀を殺害し、定子のジャムに毒物を混入しているのは、恵理加と玉村だと確証を得る。さらに2人は、定子が死んだあと、仙石の命まで奪い、仙石家の全てを手に入れようと考えていたのだ。
「悪のお掃除、させて頂きます!」その夜、仙石低で、葵は悪を一掃する。特殊重合金製のお掃除用具・キューティクリーナーを片手に大暴れする葵は、あっという間に、全員をやっつける。
こうして事件は解決するのだった。
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第1話
キャスト
若槻葵 / 福田沙紀(ふくださき)京都のセレブな大豪邸、海堂家で働くかわいいメイドさん。
しかし!!もうひとつの顔があるんです・・・
そう、彼女はメイド刑事!!
ご主人様の海堂俊昭から秘密指令を受け、潜入捜査で悪事を暴くのだ!!
実は、元レディース総長なのだとか・・・。
海堂俊昭 / 原田龍二(はらだりゅうじ)
海堂俊昭、この人こそ葵の「ご主人様」。
京都府警察本部長。
皆から信頼される心の熱い男である。
葵との間に秘密の過去があるようで・・・。
梶正治 / 的場浩司(まとばこうじ)
捜査一課の警部補。
口は悪いがお人よし、おっちょこちょいな一面アリ。
団地で家族仲良く暮らしている。
海堂警察本部長とは、上司と部下を越えたいい関係。
葵に捜査情報を教えてくれるとっても強い味方。
坪内さくら / 大島蓉子(おおしまようこ)
海堂家のコックさん。
とってもおいしいパンを毎朝焼いてくれる。
葵の母親的存在で、明るいおばちゃん。
朝倉執事 / 品川徹(しながわとおる)
年齢不詳で経験豊富で知識は計り知れない謎の執事だが、信頼の置ける人間である。
葵に、さまざまな過去の経験を持ち出し、アドバイスしてくれる。
百瀬玲子 / 中山恵(なかやまめぐみ)
梶と良いコンビを組む刑事。
梶の部下である。
ほのぼのとしたおとぼけ気味の人。
伊藤曜子 / かでなれおん(かでなれおん)
葵に忠誠を誓っていて、何かと助けてくれるレディース。
明るくて力強い葵の後輩。
『渋滞知らずの曜子』と呼ばれるのは、京都の道路事情を知り尽くしているからである。
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