黄金の豚第1話あらすじ完全版

黄金の豚

[第1話]

10/20放送

仮出所中の元詐欺師・堤芯子（篠原涼子）は所持金を稼ぐため、たまたま見つけた金持ちそうな男・久留米（宇津井健）をカモにしようと近づく。

しかしあっさりと芯子が詐欺師であることがバレてしまう。その場から逃走する芯子だったが、久留米は芯子の家にやってくる。

久留米は会計検査庁特別調査課の検査官で、芯子の金を嗅ぎ分ける勘と嘘を見抜く力を見込み、国家予算92兆円を狙い、私腹を肥やす悪人共を調査し、追い込んで欲しいと頼まれ、調査員にスカウトされる。

久留米に「詐欺師」という弱みを握られている芯子は、渋々調査官とあることを決める。

特別雇用枠で特別調査官として、会計検査庁の特別調査課で働くことになった芯子。

特別調査課で芯子と同僚となるのメンバーは、東大卒のエリート新人・工藤優（岡田将生）、課長補佐・明珍（生瀬勝久）、ノンキャリアで芯子に結婚詐欺で騙されたことがある・角松（大泉洋）、事なかれ主義者・金田（桐谷健太）だった。

芯子は久留米に、社会福祉庁長官・池之端（矢島健一）の息子が補助金で建設された介護付き高級老人ホームの不正を調査するように指示される。
社会福祉庁長官には、業者と癒着し莫大な賄賂を受けているという噂があったのだ。

芯子は調査に出ようとするが、上層部から「福祉は聖域だ」とストップをかけられてしまう。

こうなることを分かっていた特別調査課のメンバー達は、不正を見抜く為の調査を諦めてた。

芯子は、久留米が自分を雇った訳を理解した。
それは「泥棒を捕まえるには泥棒を雇え」ということだった。

社会福祉庁に乗り込んだ芯子に、明珍は「これ以上進んだらクビだ」と言い止めるが、芯子は「こっちから辞める」と言い社会福祉庁を後にする。
そう言ったものの調査は行き詰まり、芯子は落ち込んでしまう。

しかし、今まで貯めたお金を使って老人ホームに入居しようとする認知症の夫婦の姿を見て、そして母・啄子に励まされ、芯子は再びやる気を取り戻す。

芯子は会計検査庁を再び訪れる。
三日間の猶予を貰い、調査を再開した芯子達は社会福祉庁長官ではなく、長官の妻・須麻子（角替和枝）に狙いを絞ることにする。

すると、工藤がたまたま掴んだボランティア話が金の出所となった。
ボランティアとして無給で働いてる人達に1日3000円が支給されており、週2日2年で24つの施設で10人もいるということで1億3千万円が社会福祉庁長官に流れていたのだ。

｢きっちり黄金の豚にお返しいただきます｣

金田は記者を呼び、社会福祉庁長官に囲み取材を行わせた。

その後、起訴された池之端だったが、依願退職した為に1億3千万もの退職金が支払われたのだった。

芯子は言った。｢面白い。騙し合いなら負けない｣

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