パパとムスメの７日間第3話あらすじ完全版

パパとムスメの７日間

[第3話]

07/15放送

和香子（佐田真由美）から相談があると言われ、銀座のイタリアンレストランに誘われるがままついていく恭一郎（舘ひろし）（中身は小梅である）。それを見た小梅（新垣結衣）（中身は恭一郎）は噂になるのを気にして猛反対、しかし美味しそうなご飯を目の前に恭一郎（心は小梅）の暴走が止まる訳がなく、結局、和香子と恭一郎は二人でレストランに入ってしまう。
そこで恋愛相談を持ちかけられる恭一郎、和香子は確実に色目を使っており、恭一郎も怪しむのだがいくらなんでもパパを好きになるはずがないと決めつけ、気にも止めない様子だ。小梅に言われた通り早めに帰ろうとする恭一郎だったが、今度は携帯に部下の中島（八嶋智人）から着信が・・・。

飲み屋街に行くと、泥酔した中島の姿。会社で嫌なことがあったらしい、その話に付き合う恭一郎は心の中で（大人って大変・・・）と呟くのであった。何とか落ち着いた中島、その時中島の携帯がなる、どうやら母親らしい。会話の内容から父親が病気だと知った恭一郎は、中島を心配する。なんでも中島の父はガンで手術後の状態が思わしくないらしい。恭一郎（小梅）は昔おじいちゃんが亡くなったとき、仕事で遅れてきた恭一郎の姿を思い出していた。

恭一郎が中身の小梅はというと、地理の期末試験が全く答えられず危機を感じていた。友人から留年という言葉も聞き、娘が嫁に行くとき傷が付くと大慌ての小梅。とにかく友達を巻き添えに猛勉強をする事に。

一方、恭一郎の会社ではフレグランス「レインボードリーム」の御前会議を控えて慌ただしくなっていた。御前会議とは社長や役員勢揃いの会議で、社長達の顔色を伺って企画を通すという大人の事情会議である。しかし恭一郎は理解できない、フレグランスを使うのは消費者なのに、何故会社の社長に合わせて商品を作るのだろうか・・・。
そこへ再び問題が持ち上がる、フレグランスの試供品を作っていなかったのだ。困り果てるプロジェクトメンバー、しかし恭一郎がひらめいた、飾り付きのかわいいゴムにフレグランスを振りかけて配ってみてはどうか？と。すぐさまそのアイデアは採用され、全員が発注や手配に働き回る。そこへ中島に着信、どうやらまた母親のようだ。心配した恭一郎が中島を問いただす、父が危ないらしいのだ、しかし中島は「仕事がありますから！」と笑顔で答える。その様子を見た恭一郎は「家族より大切なものはないでしょう！」と怒鳴り、リーダーの命令と称して中島を父親の元へ向かわせたのだった。
その様子をみていたプロジェクトメンバーは、いっそう結束力が高まり御前会議に向けラストスパート・・・しかし会社が電気工事のため、7時に停電すると聞き、仕方なく恭一郎の自宅で仕事を続行することに・・・。

同じ頃、小梅も友達2人を連れて勉強お泊まり会を開いていた。あまりに鬼気迫る小梅に友達は若干引き気味・・・。そこへ恭一郎と会社のメンバーが家にやってくる。思わず小梅は「みんなお疲れ！」と慣れ慣れしく挨拶、恭一郎に刺をさされる。

仕事に励むメンバー、しかし和香子だけは少々様子がおかしい。恭一郎の妻・理恵子（麻生祐未）にやたら競争心を燃やしている。そして寝室に勝手に侵入すると、恭一郎の背広のポケットに自分のイヤリングを忍ばせた。そこへ理恵子が部屋に入ってくる、驚き合う二人、和香子はわざと昨日イタリアンでご飯を食べたことを理恵子に暴露する。沸々と怒りがこみ上げていく理恵子であった。

そこへ小梅に健太先輩（加藤亮成）からメールが・・・公園にいるから5分でも会えないかなというメールだ。健太は最近態度が冷たい小梅を気にしていた。しかしメールを貰った小梅はテスト中にけしからん奴だと非難するばかり。恭一郎の必死な形相に後押しされ、渋々公園に向かう小梅。

公園に向かうと、健太が待っていた。もちろん恭一郎は双眼鏡片手にこっそり後をつけてきている。健太は小梅に去年のテスト問題を渡す、「少しでも役に立つかと思って」という健太の優しさに、小梅は「お前案外いい奴だな！」と抱きしめる！緊張のあまり硬直する健太、悲鳴をあげそうになる恭一郎。小梅はそんなの全くおかまいなしだ。

かくして初めてのギュウを奪われてしまった恭一郎はメソメソと泣いていた。戻れなかったらどうしようと嘆く恭一郎。小梅は自分のしたことが、まだよく分かっていなかった。

家に帰って、小梅は試験勉強、恭一郎はメンバーと仕事と朝まで頑張り続けた。仕事も何とか片づき、無事御前会議を迎えられそうだ。小梅は先に会社に向かうメンバーを恭一郎の変わりに見送る、そこへ急いで駆けつけた中島がやってくる。中島から恭一郎の話を全て聞き、驚く小梅。「最近の部長、かっこいいです」と褒められるが、自分ではないことに落ち込む小梅、しかし「家族より大切なものはない」という恭一郎の言葉が何より嬉しかった小梅であった。

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