プロポーズ大作戦第2話あらすじ完全版

プロポーズ大作戦

[第2話]

04/23放送

結婚式のスライドを見ている途中に現れた妖精に過去の場面に戻してもらえることを知った岩瀬健（山下智久）は、別の写真でも妖精にお願いをする。写真は吉田礼（長澤まさみ）がすねている表情。健にはその理由が分からない。そこで健は再び妖精にお願いをする。
「やりなおしてぇなあ。あの頃に戻ってもう１度やり直したい。もう１度もう１度…。」
妖精は健に告げる。「運命は、ちょっとやそっとの事で変わるもんじゃない」と…。
しかし健の決意は変わらず、再び呪文を唱える。
「ハレルヤ・チャンス！！」
健は薄暗い部屋に居た。目の前に立つ男。ところが、その首がいきなり転げ落ちた。仰天した健は、自分の頭に大きなナイフが串刺しされているのに気がつく。驚いて抜き取ろうとし、弾みで転んで肘にケガをしてしまった。
見回すと、礼たちが呆れた様子で見ている。学園祭の片づけをしていたのだった。懐かしい風景だ。思わず教室の机の中に手をやると、一枚の阪神バース選手の下敷き。嬉しくなって眺めていると、礼がいきなり取り上げて笑った。
礼は健にコーヒー牛乳をねだるが、理由を忘れている事に腹を立てた。奥えり（榮倉奈々）がミス立修に選ばれるか賭け、健が負けたのだ。慌てて購買に行くが、お金が足りなくて買えなかった。あやまる健にふてくされる礼。これが礼の怒った原因であった。
健はなんとかお金を調達し、コーヒー牛乳を買ってきたが担任の伊藤松憲（松重豊）に見つかり、取り上げられてしまう。だが、礼は手ぶらの健に「ありがとう」と笑った。しかし、下校時間になると礼はなんだか寂しげだった。
健が教室に戻ると、黒板には仲間達からのメッセージ。「健、誕生日おめでとう。ハンバーガーショップのショーグンで待ってる！」
向かう途中、健は思い出した。礼にプレゼントをねだったら、突然怒り出したのだ。その時、健は何かをひらめき、礼に返して貰ったＣＤを調べると、図書室の本の整理番号が書かれた小さなメモが…。
棚を探すと、本の間にカードを添えられたバース選手のフィギュアがあった。
『ケンゾーへ　バースからのハッピー“バース”ディ。　なんちゃって　礼』
健は過去の自分に腹を立て、たまらなく逢いたくなった礼の元へと、駆け出した。
そして健は、明日の朝一番に教室に行くように礼に告げる。
夜の学校。教室を見回る伊藤先生は黒板に大きく書かれた文字に目を止めた。
『大事な人がすぐ隣の席にいた』
「なんだ？この落書き」と、消そうとすると、従っていた若い男が「私が」と、消してしまう。教育実習生としてやってきた多田哲也（藤木直人）だ。
何も知らない健は、ショーグンで仲間達と記念写真を撮っていた。
フラッシュの光で健は戻り、スライドを見上げると、健は幸せそうにフィギアを握り締め、礼も嬉しそうだ。･･･そして、礼は多田の隣でそれを見ている。
またもや現れた妖精は、礼がメッセージを見なかったと告げ、落胆する健を慰めて言った。
「諦めるな。まだスライドショーは、終ったわけじゃないだろう？」
次の写真は、多田が学校を去る日だった。この日の事を知らず、健は多田の肩にもたれて泣いていたのであった…。

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