スシ王子！第7話あらすじ完全版

スシ王子！

[第7話]

09/07放送

米寿司（堂本光一）は母・サヨリ（柏木由紀子）との再会を果たすため、「銀座一柳」を目指して東京へ。そこには生き別れとなった双子の弟・次の対戦相手になるであろうスシウルフこと一柳洋（成宮寛貴）もいるのだ。偶然再会した河太郎（中丸雄一）から、「銀座一柳」の刺客たちと寿司対決をしたときの模様を掲載したグルメ雑誌があることを知らされる。取材などなかったはずなのに写真まで掲載され、すべての勝負が互角だったとデタラメが書かれていたのだ。

そんな中、“自然流気泡握指南書”をすべてクリアした司の前に、奥平海月（山下真司）が！　海月に連れられて、以前寿司対決をした鮫島竜太（袴田吉彦）が営む寿司バー「ベルリン乃風」へいく司と河太郎。そこには、なぜか源ウミ（加藤夏希）もいたのだ。海月とウミは司と「銀座一柳」の因縁対決を見届けにやってきたのだった。指南書を全クリアした司に、海月は「俺に向かって自然流気泡握を打ってみろ」と命じるが、司は気泡握を上手くコントロールできない。

そんな矢先、覆面集団に大切な指南書を盗まれてしまう司。覆面集団が投げつけたナイフに描かれた魚の目を見てしまい、“ウオノメ症候群”が発症してビルを破壊してしまう。司がビルを壊している隙に覆面集団は指南書を持ち去ってしまう。

　指南書を奪ったのは司が“ウオノメ症候群”だと知っている相手。「銀座一柳」の仕業に違いない！司はそう直感で感じたのだが、どうも解せない。「銀座一柳」は指南書の存在を知らないはずなのだ。司はあれこれ考えるが見当がつかない。

その頃「銀座一柳」では、四代目総長・一柳銀次郎（若林豪）のもとに届けられた指南書を見て、銀次郎は司が一番大切な項目をひとつクリアしていないことに気づいていた。
そしてその頃、司の義理の父「銀座一柳」の店主・一柳鱒太郎（西村雅彦）が、司のもとに現れた。司との寿司対決をしにやってきたのだ！
父・船造は「銀座一柳」の奥座敷に幽閉されたサヨリのために、命懸けの巨大カジキマグロ漁に出たことを知った司。父が果たせなかった思いを叶えたいと、鱒太郎との勝負に燃えるのだった。
　１回戦はエビ握り。鱒太郎は自らの得意技“瞬間抜刀”でエビをさばく。すると、なんとさばかれたエビが踊りながらシャリの上に乗ったではないか！対する司は父・船造の熱い思いを、頬でこすった手のひらにこめ、思いの熱さでエビをあぶる。味は両者互角と判断され、この対決は引き分けに。

　２回戦は細工寿司。鱒太郎がつくったトリ貝の朝顔は、見た目にはさほど素晴らしいと思うほどではなかった。だが、水を塗ることで花が開き、審査員達を驚かせた。司が作ったのはイカとゴボウともずくを使ったガジュマル。相変わらず、美的センスのかけらもない司。あまりにも惨憺たる結果だった。
最終戦はカレイの活作り寿司。これを制することができなければ、司の負けが決まる。しかし、“ウオノメ症候群”の司には絶対不利。鱒太郎によってさばかれたカレイは水槽に入れても生きて泳いでいた。窮地に立たされた司だったが、カレイは表に目が二つ。なんとかカレイを裏返すことに成功した司は、父・船造から教わったとおりに素早く身だけを切り離す。頭と尾と骨だけのカレイを水槽に入れると、泳ぎ始めた。なんと死んだことに気づいていないのだ。実際には生きていてもがいて泳いでいた鱗太郎のカレイと、すでに死んでいるのにそれに気づいていない司のカレイ。満場一致で得票した司の勝利となり、鱗太郎は去っていった。

対決を制した司は、指南書の心棒の中心に書かれた最重要項目「目をつぶれ」の存在を海月によって知らされる。すべての項目を目をつぶったままやり直すことで、“ウオノメ症候群”も克服され、開眼するはずだという。さらに、司は信じられないことを耳にする。これまで常に行動を共にしていた人間が、指南書を奪った犯人だろうと。信じられない思いの司だったが、犯人は弟分としてかわいがってきた河太郎だったのだ！河太郎が「銀座一柳」のスパイだと知り、やり場のない怒りをぶつけ、河太郎に殴り掛かる司。なぜ気づかなかったかという言葉を捨て去り「銀座一柳」のもとへと去る河太郎。その様子を呆然と見送りながら、司は怒りの炎を燃やすのだった。

09/14 第8話

09/07 第7話

08/30 第6話

08/24 第5話

08/17 第4話

08/10 第3話

08/03 次回予告

07/27 第1話