タンブリング第9話あらすじ完全版

タンブリング

[第9話]

06/12放送

大会出場が決まったカラ高。大会に向けて準備を進めていた。

一方、航（山本裕典）に恨みをつのられる赤羽は、刺客を送る。その刺客は、転校生の矢代（佐野和真）だった。航のクラスに編入してきた矢代は「今日から俺がカラ高の頭だ」と言うと、いきなり航にケンカをふっかけて殴った…。

そうとも知らず、金子（タモト清嵐）は矢代を新体操部へと誘う。じつは、金子と矢代は小学校時代に仲が良かったのだ。なにか策を考えた矢代は誘われるまま新体操部に入部する。

ところが間もなく新体操部でタバコが原因のボヤ騒ぎが起こった。教頭（小林すすむ）から厳しく問いただされるが、航たちには身に覚えがない。新体操を始めて、皆、タバコを吸うのを辞めたのだ。

教頭に「かばんを見せろ！」と言われ、堂々と見せる新体操部員。ところが、日暮里の鞄の中にタバコが…。悠太（瀬戸康史）が、「日暮里は一緒に練習をしていた」と庇うが、教頭はこの件をきっぱり追及すると言って出て行った。

一方、部活では、大会に向けて大技の練習をしていた。しかし、金子がなかなかうまくいかない…。火野（西島隆弘）は「辞めたほうがいいんじゃないか」と言うが、悠太は「これがないと鷲津に勝てない」と、練習の続行を決めた。「この技ができなかったら勝てない」ものすごいプレッシャーを感じて思い悩む金子。そこで矢代に「ジャンプを教えてほしい」と頼むが断られる。

「なんでそんなふうになっちゃったの？」小学生の頃、矢代はとても強くて優しい子供だったそうだ。しかし、万引きを疑われたのをきっかけに人間不信に陥ってしまったという…。それでも金子は矢代が新体操を始めることで変わると信じていた。

矢代の悪巧みは続き、いよいよ大会出場が危なくなってきた。
また、金子のスランプも続いていた。

顧問の柏木先生（ＡＫＩＲＡ）は、教頭に頭を下げて、男子新体操部が大会に出場できるよう頼むが、教頭は首を縦に振ろうとしない。

「犯人は矢代だ！」部員たちはそういうが、金子だけは「考ちゃん（矢代）は本当にいい人なんです。ぼくにとって考ちゃんは昔のままの考ちゃんなんです」と言う。部員たちに「金子君の知っている矢代じゃない」と言われても、金子は「だけど人は変われるんです！」と訴えた。航も、亮平も、木山くんも、火野くんも、皆、変わったから…」そういって男泣きする金子。その会話を、矢代が黙って聞いていた。

いよいよ、教頭が新体操部に大会出場を辞退するように迫ってきた。部員たちは「何もやっていない」と訴えるが、聞く耳持たず…。そこに矢代が入ってきた。そして「すべて自分がやった」と告白する。そして「自分が退学すればいいだけだ」と言うと、教頭に連れて行かれた…。

部活では、みんなから励ましを受けた金子がジャンプの練習をしていた。そこにやってきた矢代は、「敦（＝金子）、ビビってんじゃないよ。もう遊んでやんねえぞ！」と言葉をかける。それは、小学生時代に矢代が金子によく言っていた言葉だった。

金子は思いきってジャンプをすると、大成功！　大喜びの金子は矢代に礼を言い、2人は固い握手を交わした。航に近づいてきた矢代は「赤羽には気をつけろ」と声をかけると、そのまま教頭と一緒に部室を出て行った…。

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