ヤマトナデシコ七変化
[第5話]
今日はバレンタイン・デー。02/12放送
この日、下宿の外には女の子たちがたくさん集まっていた。
もちろんお目当てはイケメン4人組。恭平(亀梨和也)、雪之丞(手越祐也)、武長(内博貴)、蘭丸(宮尾俊太郎)にチョコを渡すのが目的だ。
外出もままならず、一日、下宿にこもって過ごす4人。
しかし恭平以外はそれなりに楽しみはあるようだ。
蘭丸は人妻を家に呼ぶと、楽しいバレンタインを過ごしている。
雪之丞と武長は、特別なガールフレンドからのチョコレートを待っているようだった。
とくに雪之丞の彼女・まちこ(本仮屋ユイカ)は、今、アメリカにいた。しかし雪之丞がまちこに電話をすると、なんと留守番電話…。ショックを受ける雪之丞を恭平がからかった。普段和やかな雪之丞もさすがに激怒! 2人は一触即発な感じになってしまう…。
そんななか、缶詰を探していたタケルが物音に気づき、行ってみると扉を発見する。扉を開けると地下へと続く階段があり、薄暗い荒廃した部屋の中で女の人を見てしまう。幽霊だと思ったタケルは恭平たちに「幽霊が出た」と訴えるが、クッションを投げ合って喧嘩中の恭平と雪之丞はそれどころではない。そこでスナコに知らせるタケルだったが、「幽霊」と聞いたスナコは友達になりたいと言い出す。
結局、タケルの見間違いということになるが…。
雪之丞と喧嘩をして居づらくなった恭平は女装して馴染みの喫茶店へ。
そこで恭平はマスターから「スナコちゃんがきてからおまえは人間になった」と言われる。
しかし恭平はスナコは特別な存在じゃないと言う。
「特別じゃないならなんなんだ?真剣にかんがえてみろ」とマスターから言われる。
夜、眠っていたタケルは気配を感じて起きる。すると女の幽霊はタケルの後ろに立っていた。
「オバケーー!!」タケルは叫びながら階段を下りると、幽霊はもうそこに立っていた。
今度は蘭丸にも見えたことから、今回はみんながタケルの言うことを信じた。
そこで、みんなで地下室に幽霊を探しに行くことに…。
その幽霊は怖いものではなく可哀想な幽霊だった。
はるかローマ帝国の時代にバレンタインに失恋した女の人らしい。
恭平はその幽霊をもう一度閉じ込めろと言うが、雪之丞はかわいそうだと反対する。
恭平はこういった事に詳しい喫茶店のマスターのところへ相談に行く。するとマスターは「スナコちゃんがとりつかれるかも」と言う。慌てて恭平が下宿に戻ると…。
なんと、スナコのケーキに「呪」の文字が!
恭平たちも地下室へ行くと、すでにスナコは幽霊にとりつかれてしまっていた。
ところがスナコに憑依した幽霊が、突然、豹変する。
男に騙された自分がくやしくて成仏できないという幽霊は、「この世の男に復讐しないと成仏できない」と言い出した。
幽霊は恭平たちをボーイ姿に着替えさせると「プリンをもってきて」「ネイルマッサージをして」など好き放題!さらに、元恋人にそっくりだと言って恭平にキスしようとする…。
なんとかスナコの中から幽霊を追い出そうとするが、幽霊は激怒して激しく抵抗する。そこで恭平はいつものようにスナコのパワーを引き出す作戦に! 恭平が「ブスナコ」を連呼すると…幽霊に乗っ取られていたスナコが自分を取り戻す。
こうして幽霊は成仏した…。
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キャスト
高野恭平 / 亀梨和也(かめなしかずや)美男子だがケンカ最強の乱暴者。無愛想で粗・・・
中原スナコ / 大政絢(おおまさあや)
ブスだというコンプレックスから女を捨て、・・・
遠山雪之丞 / 手越祐也(てごしゆうや)
女の子と間違われるほどのかわいらしい美男・・・
織田武長 / 内博貴(うちひろき)
冷静。文武両道のクールな人。
森井蘭丸 / 宮尾俊太郎(みやおしゅんたろう)
三度のメシより女好きの女たらし。ナルシス・・・
中原美音 / 高島礼子(たかしまれいこ)
下宿の女主人。恋愛至上主義者。
中原タケル / 加藤清史郎(かとうせいしろう)
中原美音の息子。心優しい子。
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