四つの嘘
[第5話]
満希子（寺島しのぶ）は息子の家庭教師・大森（崎本大海）とデートの約束をしてしまう。家族に嘘をついて外出し、大森とデートをする満希子。しかし、2人で電車に乗って楽しそうにしている様子を、偶然、詩文に見られてしまう。しかし、そんなことには全く気づいていなかった。08/07放送
一方、詩文（永作博美）は歯医者に行ったっきり戻らない父（品川徹）を探しに行く。認知症の父は、歯医者の澤田（石黒賢）に「娘をもらってくれ」と言い出す、赤信号を勝手に渡ろうとするなど痴呆がますます進んでいた。
ネリ（高島礼子）は英児（勝地涼）のアパートにいた。縄跳びをはじめる英児をみて、ホッとするネリ。しかし、ネリが自宅に帰ると、自宅はメチャメチャに荒らされていた。そこには脅迫の手紙、そして電話が・・・。
「誰かにつけられている」
ネリは捜査来た警察に脅迫の事実を話さず、英児を頼りにする。
その頃、詩文はラブホテルの従業員として働いていた。ベッドメイキングをしていると、傍らにスポーツ紙が・・・。“英児がトレーニングを開始した”という記事を見つけ、思わず、記事の部分を破って、ポケットへ入れる。
数日たち、病院の前で英児はネリを待っていた。英児はネリに、護身のためにボクシングを教えるという…。
一方の英児の新聞記事を見ていた詩文は、近所の肉屋でステーキ用の牛肉を買い、英児のアパートへと急ぐ。ボクサーの英児が詩文は好きだった。
いつも鍵をかけない英児。詩文が英児のアパートのドアを開けると、部屋の中には抱き合うネリと英児の姿があった…。詩文に気づき驚くネリに、詩文は笑みを浮かべる…。
09/04
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07/10
第1話
御茶ノ水に昔からある、小さな書店「詩文堂」の娘。元夫・河野圭司と離婚して以来、実家で娘を育てている。
自他共に認める“魔性の女”で、不思議な魅力で男を引き寄せる詩文。
元・夫の圭司は、高校時代の同級生・戸倉美波の初恋の相手で、詩文は美波から圭司を奪って結婚したのだった…。周囲の非難にも負けず、結婚、出産を遂げたが情熱が続かず離婚。そんなことから、美波の友人西尾満希子を嫌われているし、詩文自身も満希子が嫌い。
仏壇屋の一人娘。夫・武に養子に入ってもらい、平凡な主婦生活を送っている。
高校時代は、クラスの人気者で、何をやるにもリーダー的存在だった、満希子。
主婦として平和で退屈な毎日を過ごしていたが、戸倉美波の事故死で、運命の歯車が回りだす…。
河野圭史の母。息子・圭史の出世だけを楽しみにしていた母。
ひとり息子の将来を詩文に奪われたと、今も恨んでいる。
しかし、圭史が亡くなり自分の周りに身寄りが居なくなったとき、詩文が育てている圭史の娘・冬子に興味を抱く。
原詩文の元夫で、詩文との間に生まれた冬子の父親。
高校時代には、戸倉美波の家庭教師をしていて、美波の初恋の相手であったが、詩文の魅力に引き寄せられ、詩文と結婚をする。しかし、長くは続かず離婚。
離婚後、カナダに移住するが、そこで美波と偶然再会をし、愛が再燃する…。
美波と内緒で逢っていた時、ボートが事故に遭い、２人とも死んでしまう。
西尾満希子の夫。満希子が仏壇屋の一人娘だったので、婿養子に入る。
とてもおとなしく、のんびりとした、いい人。
しかし、どこか、他の人に対して無関心なところがある。
カナダに在住する主婦高校時代は、満希子の子分的存在で、いつも一緒に行動をしていた。自分の家庭教師をしていた河野圭史に恋するが、その圭史を詩文に略奪される。そのまま高校を休学する。
初恋の圭史が忘れられず、圭史によく似た男性と結婚するが、移住先のカナダで圭史と再会。不倫関係を続けるものの、圭史と密会していたボートが事故に遭い、２人とも死んでしまう。
脳外科医。詩文、満希子、美波と同じ高校に通っていた。
高校時代から勉強がよくできて、将来医者になるため、同級生と一緒に遊ぶことなく勉学に励み、トップで卒業。念願の医師となる。
仕事が人生。過酷な勤務も、ネリには情熱を注げる職場だった。
自分の人生を貫き、生涯独身を貫くはずだったが…。
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6834131007Y41011
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