パンクブーブーはスポンサー対策で｢鬼切｣に改名寸前だった!

若手漫才No.1を決める｢オートバックスＭ-1グランプリ2009｣覇者のパンクブーブーが､25日までに都内でデイリースポーツのインタビューに応じ､改名を考えていたことを明らかにした｡

過去5度､準決勝で敗退｡特に2006年からは敗者復活戦でも手応えを感じていたが､残り1枠に届かなかった黒瀬純(34)と佐藤哲夫(33)は､大会の特別協賛が､カー用品のオートバックスであることに注目｡

度重なる敗退の原因は､自動車にとっては不吉な"パンク"というコンビ名にあると分析｡

｢鬼切｣(おにぎり)への改名が浮上していたという｡

｢決勝に行けないのは､ルックスが悪すぎるのとコンビ名のせいじゃないかと｡

『(オートバックスで)"パンク"とか縁起悪すぎる｡あんなにウケて通らないわけない』と｣(黒瀬)

｢相方が『"おにぎり"ってどう? ポップにやれる』と言うので表記を見たら"鬼切"

"Ｍ-１にはそれくらいのインパクトがいい"と｡

コンビ名を考えるセンスがなくて……(苦笑)｣(佐藤)

コンビ名をそのままに栄冠をつかんだ2人は､王者になった翌21日にはオート──社へのあいさつ回りで午前9時の朝礼に参加｡

"パンク"問題も｢意外とおとがめなく｣(黒瀬)ということだったとか｡

そんな2人にM-1効果は覿面で､仕事のオファーが殺到中｡

佐藤は24日に携帯電話を止められたが､オフだった26日も仕事に｡

交際中の女性がいる黒瀬は｢彼女は(多忙生活を)ちょっと嫌がってる｡ペースが今までと違うんで｣と新たな悩みを告白している｡(淺川)