夏帆､初代名誉園長に立候補!! 映画｢きな子～見習い警察犬の物語～｣完成

女優の夏帆(かほ=18)が28日､香川県琴平町の金刀比羅宮で主演映画｢きな子～見習い警察犬の物語～｣のヒット祈願を行った｡

同作は警察犬試験に6回連続不合格ながら､障害物を越えられず"顔面着地"を披露するなどして人気者になった香川･丸亀市に実在する見習い警察犬､きな子をモチーフにした愛と勇気の感動作｡

警察犬見習い訓練士を演じた夏帆は､観客の前で｢『ただいま!』と思わず言ってしまいたくなるような､本当に帰ってきたぞという感じですね｣とニッコリ｡

昨年ロケで訪れた香川をすっかり気に入ったようで､｢ここにいる方々は､何らかの形で関わった人たちが多いとお聞きしまして､まずは皆さんにお礼を言いたいです｡ありがとうございます｣と頭を下げた｡

訓練所所長を演じた寺脇康文(てらわきやすふみ=48)も｢香川は本当に温かい人たちばかりで､場所もおだやか｡香川は初めてでしたが､今回の撮影で大好きになりました｡美味しいものも多くて､うどんとかお魚とか……毎日楽しく撮影していました｣と振り返った｡

この日､夏帆は劇中で｢きな子｣を演じた2歳のメスのラブラドールリトリバーとも約半年ぶりに再会｡

きな子は終始､ドッグトレーナーを見つめ､夏帆は｢私のこと覚えてないみたい｣とやや不満げだった｡

しかし犬の訓練施設として使われた劇中セットが､犬と遊べる｢きな子公園｣として存続するプランが浮上していることを聞くと､｢あのセットは思い入れがある｡残してもらえるのはうれしい｡私でいいなら､名誉園長で｣と意欲的だった｡

映画は8月14日から全国ロードショーの予定｡(松野)