向井理、ついに映画初主演決定! 多くの主演オファーから選んだ作品とは!?
(10/22)

NHK朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』で大ブレイクを果たし、若手実力派俳優の一人である向井理(むかいおさむ=28)が、映画で初主演を果たすことが明らかになった。

その映画とは、2011年秋公開の『僕たちは世界を変えることができない。』。監督は、亡き深作欣二氏の長男・深作健太(ふかさくけんた=38)が務め、医大生が出版した体験記の映画化となる。

向井といえば、『ゲゲゲの女房』で松下奈緒(まつしたなお=25)演じるヒロインの夫で、漫画家・水木しげる氏(みずきしげる=88)役を好演。高視聴率獲得に貢献した。

また今年は、「理想の花婿ランキング」やアラフォー女性が選ぶ「恋人にしたい年下芸能人」で首位を獲得。2011年にはNHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』で上野樹里(うえのじゅり=24)演じる江の夫・徳川秀忠を演じるなど今最も旬な俳優といっても過言ではない。

そんな多忙を極める彼は、『ゲゲゲの女房』の放送が終了して、『江〜姫たちの戦国〜』の収録に入る10月から11月の間に映画会社などから4〜5本の主演企画のオファーが届いていたというから驚きだが、その中で選んだのが今作だという。

映画『僕たちは世界を変えることができない。』は、2008年に自費出版された日本医科大学医学部の葉田甲太(はだこうた=26)の体験記をストーリー化した青春作品。

"あなたの150万円の寄付で、カンボジアに教室が5つもある学校が建ちます!"というパンフレットに心動かされた医大生たちが、ボランティア体験や内戦の傷跡が残るカンボジアへの旅を通して、自らと社会を見つめ直す姿を描く。

向井は2007年2月に放送されたTBS系『世界ウルルン滞在記』でカンボジアに1週間滞在。地雷を除去し、マンゴー畑をつくる活動に参加。その後、常々"大切な第2の家族の国"と語っているという。

また10月17日に東京近郊でクランクインし、11月中旬には約2週間のカンボジアロケを敢行する彼は、
「この作品は、実話を基にした映画ということもあり、作品自体にも説得力があると思います。この映画を通して、カンボジアという国や日本の大学生の生々しさを感じてもらいたい」
と熱い決意を明かしている。

共演は、松坂桃李(まつざかとおり=22)、村川絵梨(むらかわえり=23)、柄本佑(えもとたすく=22)、窪田正孝(くぼたまさたか=22)らの面々が務めるという。

公開は来年の秋だが、多くの主演オファーを受けた映画の中から選出したというだけあって、かなり期待出来そうだ。(上田)


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