忌野清志郎原発事故予言していた! 発売禁止になった問題作の歌詞とは!?
(04/08)

7日深夜、東日本大震災後では最大となる余震が発生。
復興へ向かおうとしていた矢先の大地震に、被災地からは再び不安の声が挙がっている。

終わりの見えない余震が続く中、にわかに注目を集めているのが地震に関する"予言"。
ネット上では学者や超能力者、さらには霊能者までが独自の予言を展開しており、中には東日本大震災や原発事故をピタリと言い当てているようなものまで存在する。

その一つが、かつて忌野清志郎(いまわのきよしろう=享年58)が歌った名曲『サマータイム・ブルース』だ。

同曲が発表されたのは1988年。
当時世界では、1986年のチェルノブイリ原発事故を受け、反原発運動が盛んに行われていた。
そうした動きは日本にも飛び火し、忌野は反原発への思いを込めた歌詞を作成。
往年のロカビリー奏者、エディ・コクランの同名曲に歌詞を乗せ、『サマータイム・ブルース』を完成させた。

しかし、同曲を収めたアルバム『COVERS』が突如発売禁止に。
発売元の東芝EMIは理由を説明していないが、当時は原子力産業の有力グループである親会社の東芝から圧力がかかったと噂された。
最終的には他のレコードから発売されることとなったが、忌野は最後まで、
「ロックの東芝だからこそメッセージ色の濃い作品を出すべきだ」
と主張していたといわれている。

そんな紆余曲折を経て発売された『サマータイム・ブルース』の歌い出しは、
「暑い夏がそこまで来てる みんなが海へくり出していく 人気のない所で泳いだら 原子力発電所が建っていた さっぱりわかんねえ 何のため?」
というもの。
その後も、
「東海地震もそこまで来てる だけどもまだまだ増えていく 原子力発電所が建っていく」
「それでもTVは言っている 『日本の原発は安全です』 さっぱりわかんねえ 根拠がねえ」
「知らねえうちに漏れていた あきれたもんだな サマータイム・ブルース」
と今の現状を予知していたかのような言葉が並んでいる。

動画サイトに投稿されている同曲には、福島第1原発の事故後、
「涙出てくる」
「今こそ生きていて欲しかった...」
「ラジオ・TVの放送局に、この曲をリクエストしましょう」
といったコメントが殺到。
CDショップでも『COVERS』の売上げが増加しているという。

忌野は今月2日、天国で60回目の誕生日を迎えた。
果たして、今の日本の惨状をどのような思いで見ているだろうか。(伊原)


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