宮崎駿､被災地に驚きの物資を届ける! 漁師たちから大絶賛!

(04/15)

日本が世界に誇るアニメーション映画監督･宮崎駿(みやざきはやお=70)｡
自身が企画したスタジオジブリ最新作『コクリコ坂から』が7月より公開予定の宮崎だが､東日本大震災の被災地に一風変わった支援物資を送ったとして話題になっているのだという｡
『ニコニコニュース』が報じている｡

大津波に襲われ壊滅的な被害を受けた宮城県気仙沼市｡
お笑いコンビのサンドウィッチマンが地震当日に訪れていた､あの場所だ｡
多くの有名人の呼びかけなどもあり､支援物資が集まってきている気仙沼｡
そこに宮崎は珍しい"贈り物"を届けたのだという｡

それは"タバコ"である｡
タバコは生活必需品ではなく嗜好品のため､被災地では配給がない(通例)｡
しかし喫煙者からすれば､タバコが吸えないのは強制的に禁煙させられているのと同じで苦痛極まりない｡
これではストレスも貯まる一方なのだ｡

｢同じスモーカーとして､タバコがないのは辛いだろう｣(宮崎監督:ニコニコニュース)
ヘビースモーカーの宮崎には"喫煙者"の気持ちが痛いほど分かるようだ｡
スタジオジブリの社員にタバコの提供を呼びかけ､ピースやラーク､チェリー､ゴールデンバットなど十数種類の銘柄を用意｡
約200箱を集め､ジブリのスタッフが気仙沼に訪問し､漁師に届けた｡

｢タバコはなかなか買えないので､みんなイライラしています｡貴重な贈り物でありがたいです｡みんな喜ぶと思いますよ｣(タバコを受け取った漁協の職員:同)
宮崎の一風変わった支援物資は､被災者に癒しを届けることができたようだ｡

支援物資はなんでも送ればいいというわけではない｡
現に被災地に届いた物の中には､使えない物もあるという｡
支援物資を送る際は､何が本当に必要とされているのか､宮崎のようにしっかり見極めなければいけない｡(今井)

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