(08/28)
歌舞伎俳優･市川染五郎(いちかわそめごろう=39)が27日､東京都千代田区の国立劇場での舞踊公演中に舞台セリから落下｡
右側頭部などを強打し､救急車で都内の病院に緊急搬送された｡
関係者によると､
｢高さ3メートルから落ちたようだ｡右側頭部から背中にかけて打撲しており､鼻血のような出血も見られた｣
とのこと｡
怪我の程度は不明だが､搬送先の病院で自分の名前を間違えずに言えるなど意識はしっかりしており､命に別状はないという｡
この日の公演は､父･松本幸四郎(まつもとこうしろう=70)の古希を祝うための特別公演｡
その中で染五郎は､自身の半生を踊りにした『傾奇おどり あーちゃん』という演目に出演し､汗だくになって躍動感あふれる動きを披露していた｡
しかし､開演から約30分が過ぎた午後6時37分､正面を向いた状態で太鼓を打ちながら舞台後方へ移動する場面で､染五郎はバランスを崩すような形で舞台から落下｡
当初､詰め掛けた観客は演出の一部と思っていたが､舞台袖からスタッフが慌てた様子で駆け寄り､どん帳が下ろされると､場内は騒然とした雰囲気に｡
約10分後には､
｢都合により本日の公演は中止とさせていただきます｣
という場内アナウンスが流された｡
事故原因は特定されていないが､『傾奇おどり あーちゃん』は舞台の一部を上下させるセリを使った演出が予定されていたとのこと｡
何らかのミスで上がっているはずのセリが下がった状態にあり､染五郎は知らずに転落したと見られる｡
なお､今日28日の公演は代役を立てて上演される予定だったが､延期が決定｡
9月1日から東京･新橋演舞場で行われる『九月大歌舞伎』も休演する見込みだという｡(伊原)
右側頭部などを強打し､救急車で都内の病院に緊急搬送された｡
関係者によると､
｢高さ3メートルから落ちたようだ｡右側頭部から背中にかけて打撲しており､鼻血のような出血も見られた｣
とのこと｡
怪我の程度は不明だが､搬送先の病院で自分の名前を間違えずに言えるなど意識はしっかりしており､命に別状はないという｡
この日の公演は､父･松本幸四郎(まつもとこうしろう=70)の古希を祝うための特別公演｡
その中で染五郎は､自身の半生を踊りにした『傾奇おどり あーちゃん』という演目に出演し､汗だくになって躍動感あふれる動きを披露していた｡
しかし､開演から約30分が過ぎた午後6時37分､正面を向いた状態で太鼓を打ちながら舞台後方へ移動する場面で､染五郎はバランスを崩すような形で舞台から落下｡
当初､詰め掛けた観客は演出の一部と思っていたが､舞台袖からスタッフが慌てた様子で駆け寄り､どん帳が下ろされると､場内は騒然とした雰囲気に｡
約10分後には､
｢都合により本日の公演は中止とさせていただきます｣
という場内アナウンスが流された｡
事故原因は特定されていないが､『傾奇おどり あーちゃん』は舞台の一部を上下させるセリを使った演出が予定されていたとのこと｡
何らかのミスで上がっているはずのセリが下がった状態にあり､染五郎は知らずに転落したと見られる｡
なお､今日28日の公演は代役を立てて上演される予定だったが､延期が決定｡
9月1日から東京･新橋演舞場で行われる『九月大歌舞伎』も休演する見込みだという｡(伊原)
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