舞台で大怪我の市川染五郎、複雑な親類事情で疲労困憊していた!?

今月27日、舞台公演中に大怪我を負った歌舞伎俳優・市川染五郎(いちかわそめごろう=39)。
3メートル下の奈落に落下したことで公演は中止となったが、その後右側頭部および右半身の打撲で済んだことが分かり、不幸中の幸いとなった。

1979年、わずか5歳の頃から舞台に立ち続けているベテラン俳優を襲った悲劇。
『女性セブン』がその複雑な背景を伝えている。

人気俳優として多忙な日々を過ごす染五郎。
事故は夜の公演で起こったが、昼は別の舞台の稽古に励んでいたという。

「午後1時半くらいから公演直前まで、新橋演舞場の9月公演の稽古をしていたんです。この公演では菅原伝授手習鑑『寺子屋』の中の松王丸を演じる予定だったんですが…」(歌舞伎関係者:女性セブン)

この松王丸という役、歌舞伎界ではまだまだ若手と言われる39歳の染五郎にとっては大役だった。

「誰もが叔父である中村吉右衛門さんが演じると思っていましたから、大抜擢でした。それだけに、染五郎さんは大変なプレッシャーを感じていたようです」(同)

9月公演は9月1日から25日まで、新橋演舞場で上演される予定だった。
事故によって染五郎は休演を余儀なくされたが、この9月公演の稽古こそが悲劇を招く結果になった可能性があるという。

別の歌舞伎関係者は「あの稽古後に本番の舞台なんて信じられません。そんな無茶なスケジュールだったんですね」(引用:同)と驚きを隠せない様子だ。

染五郎は叔父の中村吉右衛門(なかむらきちえもん=68)に稽古をつけてもらい、日夜稽古に励んでいた。
吉右衛門には息子がおらず、そのため甥である染五郎が跡を継ぐ必要がある。

一方、事故が起きた公演は染五郎の父・松本幸四郎(まつもとこうしろう=70)の古希記念舞踏会だった。
幸四郎と吉右衛門は滅多に共演することがないほど兄弟不仲と言われており、染五郎はその板挟みとなって心を悩ませていたという。

「5歳の時からずっと舞台に立っている染五郎さんが、奈落に落ちるなんて普通では考えられない。この掛け持ちスケジュールは肉体的な負担に加え、昼夜でふたりに気を使わなければならず、精神的にも相当疲れていたんでしょう」(前出・歌舞伎関係者:同)

さらに27日の公演では染五郎の長女・松田美瑠(まつだみる=5)がデビュー。
多くのプレッシャーを抱え、調子を狂わせてしまったゆえの事故だったといえよう。(高橋)


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