ゴールデンボンバー･鬼龍院翔がAKB商法に苦言!? ブレイクの裏の苦悩を激白

ヴィジュアル系エアーバンドの金爆こと､ゴールデンボンバーのボーカル､鬼龍院翔(きりゅういんしょう=28)が8日､自身のブログを更新し､テレビでは語られることのない知られざる苦悩を明かしている｡

14日付けのオリコン･ウィークリー･チャートで､インディーズ･アーティストとしては史上初の初登場1位を獲得した金爆｡
メディア向けには､
｢皆様のおかげです!ありがとうございます!｣
とコメントを出した鬼龍院だが､ブログでは､
｢売り方の面でファンの方々に少なからず迷惑をかけてしまったのでリーダーの僕としてはあまり手放しでは喜べません｣
と心境を吐露｡

鬼龍院の言う"売り方"とは､通常版の他に様々な購入特典が付く限定版を販売する"三種売り"で､最近では売上を伸ばすためにこういった販売方法をとるアーティストが少なくない｡

鬼龍院はこの"三種売り"に否定的なようだが､
｢次にCDを出すときはファンの方々を困らせないようにしたいです｡
…って毎回思ってて言ってるのですがなかなか､
いや､決して事務所さんが悪いわけではなく､
話を聞いてみると｢あちらを立てるとこちらが立たない｣的な､
どうしても歪みが生まれてしまうそうな…｣
と思い通りにいかない現状を告白している｡

鬼龍院は続けて､
｢どこかでこんなコメントを読んだことがある
｢B'zが売ったのはCD､○○(今のアイドル)が売ったのは握手券｣
この言葉を読んでから､
いったいこれからミュージシャンはどのようにCDを売っていったらいいんだろう
と思いました｣
と悩みを打ち明け､
｢たしかGLAYさんの話だったと思うけど､初めて1位を取った時､その連絡が入った時､
周りも気にせず空港かどこかでみんなで声を上げて喜んだのだとか｡
僕らもそんなふうに喜びを一喜一憂できるような結果を残したい｣
｢僕が存分にこだわって音楽を作ってPVや絵に案を出し表現して､
特典云々種類云々あろうが､買ってくれるファンの人が不安にならず喜べるならそれでいい｣
｢やっと1位を取れたんだから､もうランキングの呪縛からは解き放たれたい｣
などと今後の活動への思いを綴った｡

本心を告白した鬼龍院には､ファンから､
｢特典とかなくても､ずっとついていくし､CDも買います(^3^)/｣
｢色々複雑で何て言っていいか分かんないけど､色々な形があっていいと思うから考え込まなくても大丈夫だよ★｣
｢翔さんの考えと生き方が大好きです｣
｢俺流を貫いて上へ上へと突き進んで下さい｣
などといったコメントが4000件近くも寄せられている｡(草野)