(03/12)
8日に行われた『第36回 日本アカデミー賞』授賞式の壇上で｢全身がん｣を告白した女優の樹木希林(きききりん=70)が11日､がんの事実を改めて認めた｡
樹木は最優秀主演女優賞の授賞式でのスピーチで､
｢私､冗談じゃなく全身がんなので…｣
と自身が全身がんであることを告白｡
しかし､あまりにもさらりと病状を明かし､囲み取材でも淡々とした対応をする様子に､一部では彼女のブラックジョークであるとの見方も出ていた｡
2004年に乳がんが発覚し､翌年右乳房の全摘出手術を受けている樹木｡
その後､2007年には同箇所でがんが再発し､放射線治療を受けたと明らかにしている｡
11日放送のテレビ朝日系『情報満載ライブショー モーニングバード!』が本人への取材を実施｡
樹木は"全身がん"発言の真意について聞かれると､
｢嘘をついていると思ってる?｣
とがんの事実を改めて認めた｡
2010年頃にがんの転移が確認され､その後は病院に行くたびに新しいがんが見つかったのだという｡
昨年に､がん細胞の箇所を確認する検査の一種である､PET検査を受けて以来､病院には行っていないとのこと｡
取材では､
｢来年は死んでいるのか生きているのか､わからない｣
と話しており､このPET検査の結果､がんの全身への転移が明らかになった可能性もありそうだ｡
取材ではさらに､
｢がんは治らない､治ったように見えるだけ｣
と話し､自身のがんへの考え方を口にしている｡
樹木は乳がんを患ってから､病について調べ､治療法も探し求め､病院も転院したのだという｡
それでも全身への転移が判明したことで､事実を受け入れたということなのかもしれない｡
"がんは治らない"という発言には､事実を受け入れた彼女の覚悟が表れている｡
全身をがんに侵されながらも､人生を悲観することなく､普段通りの生活と女優としての仕事を続ける樹木｡
その心の強さには改めて尊敬させられる｡(古川)
樹木は最優秀主演女優賞の授賞式でのスピーチで､
｢私､冗談じゃなく全身がんなので…｣
と自身が全身がんであることを告白｡
しかし､あまりにもさらりと病状を明かし､囲み取材でも淡々とした対応をする様子に､一部では彼女のブラックジョークであるとの見方も出ていた｡
2004年に乳がんが発覚し､翌年右乳房の全摘出手術を受けている樹木｡
その後､2007年には同箇所でがんが再発し､放射線治療を受けたと明らかにしている｡
11日放送のテレビ朝日系『情報満載ライブショー モーニングバード!』が本人への取材を実施｡
樹木は"全身がん"発言の真意について聞かれると､
｢嘘をついていると思ってる?｣
とがんの事実を改めて認めた｡
2010年頃にがんの転移が確認され､その後は病院に行くたびに新しいがんが見つかったのだという｡
昨年に､がん細胞の箇所を確認する検査の一種である､PET検査を受けて以来､病院には行っていないとのこと｡
取材では､
｢来年は死んでいるのか生きているのか､わからない｣
と話しており､このPET検査の結果､がんの全身への転移が明らかになった可能性もありそうだ｡
取材ではさらに､
｢がんは治らない､治ったように見えるだけ｣
と話し､自身のがんへの考え方を口にしている｡
樹木は乳がんを患ってから､病について調べ､治療法も探し求め､病院も転院したのだという｡
それでも全身への転移が判明したことで､事実を受け入れたということなのかもしれない｡
"がんは治らない"という発言には､事実を受け入れた彼女の覚悟が表れている｡
全身をがんに侵されながらも､人生を悲観することなく､普段通りの生活と女優としての仕事を続ける樹木｡
その心の強さには改めて尊敬させられる｡(古川)
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