声優･野沢雅子が声優界のギャラ事情を告白! 一番儲かるのはアノ仕事･･･

アニメ『ドラゴンボール』シリーズで孫悟空･孫悟飯･孫悟天の3役を演じるなど､幾多の名作アニメで声優を担当してきた野沢雅子が､11月21日放送のテレビ朝日系『お願い!ランキング』で声優界のギャラ事情について明かした｡

野沢雅子が出演したのは｢林修先生の今やる!ハイスクール｣コーナー｡毎回､特定業界の専門家をゲストに招き､林修らを相手に講義を行ってもらう企画だ｡

そもそも声優になるためには､今だと声優養成学校に入り訓練を積むのが最も手っ取り早い｡
しかし､プロとしてデビュー出来るのは3～4%程度｡非常に狭き門なのだ｡

プロ声優になっても､声優業だけで生活するのは困難｡というのも､単価のギャラは新人だと15,000円､そこから16,000円､17,000円､20,000円と上がっていく｡
金額は､日本俳優連合が定める規約にのっとり､日本俳優連合の組合員か否かを問わず､最低額が15,000円｡組合員となりランク制に登録すると､最高で45,000円までのランク別に分けられる｡
野沢雅子のような大物だと"ノーランク"扱い｡ギャラを言い値で交渉することが可能となる｡

仕事内容によってもギャラは異なり､最も安いのが洋画吹き替え､次にアニメ声優､そしてパチンコ､最も高いのはゲームだという｡
例えば『ドラゴンボール』はPS3やPSPなどのソフトが発売されている｡野沢雅子はその金額について､具体的な数字は言わなかったが､｢うわっ､たまんねぇな､という感じ｣だと暴露した｡(船越)

勿論､野沢雅子のような"ノーランク"声優はごく僅か｡つまり､どんな人気アニメに起用されても､出演作品が少なければアルバイト等をして生計を立てなければならないのが実状｡
アニメは日本が世界に誇る貴重な文化｡もう少し､彼らの待遇が改善されても良いのではないか｡(船越)

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