吉原奈緒花､イジメられっ子から｢CanCam｣モデルへ! 人生ストーリーが感動的と話題!

埼玉･さいたまスーパーアリーナで9月6日に開催された｢東京ガールズコレクション'14 A/W｣で､同イベント史上初めて公開オーディションが実施された｡

｢TOKYO GIRLS AUDITION｣と題し､モデル部門とアーティスト部門それぞれからグランプリを選出｡エイベックスとのマネジメント契約や人気ファッション誌の掲載をかけたドラフト会議審査など､スターへの全面バックアップが約束された大規模なオーディション｡
応募総数およそ1万5,000人の中から､両部門各8名のファイナリストが3万人の観客が見守る会場に登場｡モデル部門候補者はランウェイを歩き最後のアピールを繰り広げた｡

9月15日放送の日本テレビ系『news every.』で､同オーディションから見事『CanCam』専属モデルに起用された吉原奈緒花が取り上げられた｡モデルと聞くと､小学生の頃から抜群に可愛くてクラスで一際目立つ存在だというイメージが強い｡しかし､彼女はまるで真逆の人生を歩んできた｡

鹿児島県鹿児島出市身の吉原奈緒花は､｢同級生から"ブス"とか言われたり､はぶられたりしました｣とイジメに遭っていた事を告白｡オーディション参加にあたって両親は大いに心配した｡｢人見知りが激しかった｡引っ込み思案で家族以外に誰も(話す人が)おらず､小中学校で嫌なことがいっぱいあって不登校になった｡高校は中退した｣そんな女の子がモデルを目指せるのか､両親はそう思ったが､本人は｢自分を変えたい｣という強い意思を持ち､オーディションに参加｡

オーディションのレッスン中には緊張して上手く表情を出せなかったり､振付師のFUMIHITO氏から厳しい浴びせられ泣いてしまう場面も｡
家族以外と殆ど関わってこなかった吉原奈緒花が3万人の会場でウォーキングを披露するとなれば､当然極度の緊張が襲いかかる｡本番当日､娘の成功を祈る父親が初めて手紙を寄せた｡そこには､｢緊張することは間違いだと思います｡奈緒が楽しむことにより､見てもらっているみんなに喜んでもらおうと思ったほうがよいのではないかな｣等のメッセージが書かれていた｡手紙を読んだ彼女には自然と笑顔が浮かび､ランウェイでもその笑顔を存分に披露｡審査員の高い評価を得て､『CanCam』からお声が掛かった｡

『news every.』内で吉原奈緒花は､｢すごく嬉しい｡選ばれたからには活躍したい｡自分に自信を持つことの大切さと夢を追う大切さを改めて実感しました｣とコメント｡
今の彼女に､かつてイジメられっ子だったオーラはもう無い｡オーディションで一緒に苦難を味わった仲間や､『CanCam』の先輩モデル達にも負けないぐらいの活躍ぶりに期待したい｡(柳井)

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