月9ドラマ｢絶対零度｣､主演が上戸彩から沢村一樹に変更された裏事情!

フジテレビの2018年7月期月9ドラマは､『絶対零度～未然犯罪潜入捜査～ Season3』が放送されることが分かった｡

同作は､ 2010年にSeason1､2011年にSeason2が放送され､今回7年ぶりの復活を果たす｡火曜21時枠から月曜21時の"月9"枠に移動となり､主演も女優･上戸彩から俳優･沢村一樹に変更となる｡
Season1は全話平均視聴率14.4%､Season2も13.3%といずれも高視聴率を記録しているだけに､今作にも期待が高まる｡フジテレビとしても､満を持して切り札を出してきたのだろう｡

前作までは､上戸彩が演じる女性刑事を中心に物語は進んできた｡しかしSeason3は沢村一樹演じる主人公は､これまで登場していない新キャラクター｡何故､物語の根本を変えるキャスティングに至ったのだろうか｡『まいじつ』が報じている｡

｢民放では､月9ほど視聴率がメディアに取り上げられるドラマはほかにありません｡フジテレビとしては､まずキャストで話題になる枠というイメージを払拭したいのでは｡だから､上戸から沢村へ主役を変更したのです｡ (中略) 新しいことをやりたいが､スポンサーも満足させなければならない｡さまざまな要素が絡み合ったうえでの苦肉の策が､今回の絶対零度シリーズ新作と沢村の主役抜擢なのでしょう｣(テレビ雑誌編集者:まいじつ)

沢村一樹は現在50歳｡田村正和に次いで､史上2番目の高齢で月9初主演に抜擢された｡そういった話題性を盛り込みつつ､既存のヒット作で､なんとか結果を出したいという思惑が強く感じられる｡
なお､上戸彩は引き続き出演するとのことで､もし序盤から大ゴケしたら再び彼女を主人公に据える物語にテコ入れする余地も残している｡
『コード･ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』のSeason3は､全話平均視聴率14.6%と良い数字を出した｡『絶対零度』もそれに続けるだろうか｡(船越)