ピエール瀧逮捕で､電気グルーヴ紅白内定取り消し! 映画｢麻雀放浪記2020｣は公開へ!

(03/15)

コカイン使用の疑いで逮捕されたアーティスト･俳優のピエール瀧をめぐって､芸能界史上最大規模の損害賠償金は発生する可能性が浮上した｡

NHKは､現在放送中の大河ドラマ『いだてん』の出演取り止めを発表した他､朝の連続テレビ小説『あまちゃん』など､過去の出演作のオンライン配信も無期限停止｡
さらに､民放各局の出演予定番組や､既に収録済み番組の放送中止､CMの差し替えなど､各方面に多大な影響を及ぼしており､損害賠償金は最大5億円という､芸能界史上最大規模になるとも言われる｡

そんな中､4月5日公開予定の映画『麻雀放浪記2020』は､予定通り上映する方針で動いているとコメントを出した｡ピエール瀧は､戦争により東京五輪が中止になった2020年の五輪組織委員会の元会長を演じており､物語の重要な役柄を務める｡公開20日前に撮り直し･差し替えは不可能で､有料コンテンツという事情も考慮して､公開に踏み切る｡
同作は､ベッキーも出演しており､何かと話題の人物がメインキャストを担当｡良くも悪くも話題に上がりそうだ｡

また､電気グルーヴとして3月15･16日に公演予定だったイベントをキャンセル｡一部情報によると､今年のNHK『紅白歌合戦』出場が内定していたが､今回の件で取り消しとなる見込み｡
電気グルーヴのメンバー･石野卓球は､｢だとよ｣と､公式ページのURLを掲載した上で､短くコメントした｡彼本人のコメントは未だ出しておらず､沈黙を貫いている｡

ピエール瀧をめぐり各業界は対応に追われているが､ファンならずとも､彼の作品を世に残して欲しいという意見は多い｡世間の声を､芸能界はどう受け止めるのか｡(船越)