元IZ*ONEメンバー､韓国勢がグループ転身で躍進の反面､冴えない面々と二極化状態!

日韓合同の12人組女性アイドルグループとしてデビューを飾ったIZ*ONE｡2021年4月に解散後､個々の活動にシフトしているが､活躍度合いに大きな差が開いている｡

最も注目されているのは､アン・ユジンとチャン・ウォニョンが在籍するIVEだ｡『第73回紅白歌合戦』に初出場を果たし､韓国でも大ブレイク中｡
メンバー全員が2022年時点で10代､高身長のスタイル抜群な美女の逸材たち｡IZ*ONEの中では年少組だった2人が､一気に才能を開花させている｡

そして宮脇咲良とキム・チェウォンが在籍して､2023年に本格的に日本デビューが決定しているLE SSERAFIM｡まだデビューシングル発売前ながら､『第73回紅白歌合戦』に出場｡一足先に視聴者にお披露目する形となった｡

こうして次なるステップを歩んでいるメンバーに対し､IZ*ONEのリーダーを担当していたクォン・ウンビは苦しい状況だ｡
10月に大阪で予定していたファンミーティングを急遽中止にしたが､その理由はチケットの売れ行きが予想外に悪く､採算が取れないため､チケットを発売中だったにも関わらず中止を決定したという｡

宮脇咲良以外の日本人メンバーだった本田仁美と矢吹奈子は､それぞれAKB48とHKT48に復帰して活動を行っている｡しかしグループとしてテレビ出演する機会は､HKT48に関してはほぼ皆無｡AKB48も､『紅白歌合戦』には落選｡ときどき音楽番組に出演するものの､今や全く話題にならない｡

昔なら自分たちの固定枠だった『紅白歌合戦』に､デビューまもない新人であるはずの元メンバーが堂々と出演している｡IZ*ONEの元メンバー同士､相当なライバル意識を持っているに違いない｡(船越)