比嘉愛未の演技がドラマ｢コード・ブルー～ドクターヘリ緊急救命～｣で光る!!

｢ドクターヘリ｣という言葉をご存知だろうか｡

これは日本では昨年６月に法制化された新たなる医療システムのころ｡

日本には多くの医療機関がありながら､生命の危機に陥ったときに30分以内に専門医の治療を受けることができるのは､実は東京と大阪の2都府だけともいわれている｡

そのひとつの対策として､今､世界各国で検討・実施され､日本でも2007年から本格的に始動したプラン――それが｢ドクターヘリ｣プロジェクトなのだ｡

初療室に匹敵する設備を搭載したヘリコプターで､一刻も早く患者の元へ医療者を派遣､現地で治療を開始する究極の医師デリバリーシステムといえるこのプロジェクト｡

まさにその医療現場をモデルとしたドラマが､スタートしているのだ｡

｢コード・ブルー～ドクターヘリ緊急救命～｣

7月3日から､マンを辞して始まったフジテレビの夏ドラだ｡

｢NEWS｣の山下智久(やましたともひさ=23)､新垣結衣(あらがきゆい=20)､戸田恵梨香(とだえりか=19)ら､旬の若手俳優たちが繰り広げる､臨場感あふれる作品となっている｡

と､ここまではいわゆる芸能ニュースなどでよくある話だ｡

ここでピックアップしたいのは山Pでもガッキーでもない｡

沖縄県出身の､新進気鋭の女優・比嘉愛未(ひがまなみ=22)だ｡

2005年に映画｢ニライカナイからの手紙｣で女優デビューして後､連続テレビ小説｢どんど晴れ｣(NHK)の主役に大抜擢｡

それ以来､ドラマでは､｢美ら海からの年賀状｣(フジテレビ)､映画では｢幽閉者テロリスト｣(2007年)など､話題作に出演し続け､民放ドラマとしてステップアップのチャンスとなる､今回のドラマ出演にいたっている｡

劇中で比嘉愛未が演じるのはフライトナースの冴島はるかという役｡

オンエアが始まったばかりなので､詳しい役どころは｢ドラマを見てのお楽しみ｣ということにしておくが､本人はブログの中で｢役の“冴島はるか"は､私自身とはまったく違う性格なので､どういう風に演じようか撮影開始当初かなり迷いまし
たが､最近ようやく掴んできました^^｣と手ごたえ十分な様子｡

そして､このドラマの後には､2009年のNHK大河ドラマ｢天地人｣への出演も決まっている｡

ドラマにせよ比嘉愛未本人にせよ､今後の展開が期待できそうだ｡(古田鉄寿)

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