名作アニメ「時をかける少女」が地上波オンエアに続いて、Blu-ray Discで登場！！

(07/22)

19日に､｢時をかける少女｣地上波テレビ放送を見て､｢やっぱりこの作品はいいなあ｣としみじみ感じ入った人も多いのではないだろうか?

そんな｢時をかける少女｣が､地上波オンエアに続いて､Blu-ray Discで登場する｡

2008年7月25日発売(予定)で､本編約98分に加え､映像特典が約20分もついて6,930円(税込)という､まさにファン必買の宝石的ディスクになるとか｡

その気になる特典とは次のような感じだ｡

◆｢映像特典集｣(完成披露試写会舞台挨拶､劇場予告編､プロモーション映像､TVCF集)

◆音声特典
｢時かけ同窓会｣(オーディオコメンタリー)
出演:細田守(監督)×仲里依紗(紺野真琴)×石田卓也(間宮千昭)×板倉光隆(津田功介)

ここまではDVDを持っている人ならば｢同じ内容?｣と思ってしまうかもしれない｡

しかし､ここからが今回の特典の目玉｡

◆｢アートギャラリー｣

◆｢日本語字幕｣(DVDではWeb連動によるサービスだったが､Blu-rayではDiscに収録される)

と､ふたつのメリットがあるというわけだ｡

また封入特典として､初回出荷分のみ｢フィルム・ブックマーク｣がついてくる｡

この作品を映画化する際､細田守監督は｢時をかける少女｣の歴史の重みについてコメントしていた(以下映画公式サイトから抜粋)｡

※

筒井康隆氏によって｢時をかける少女｣が書かれてから40年｡

当時､少女たちは､｢時をかける少女｣を読み､未来を夢見た｡

そして今､かつて未来と夢見られた21世紀に僕らはいる｡

けれど､決してあの頃､少女たちが憧れた未来ではないはずだ｡では､夢見たはずの未来の姿は､どこへ行ってしまったのか?

現代の少女たちも､かつてと同じく､未来を夢見るのか?ならば､その未来とは､どのようなものか?

この映画には､ふたりの女性が登場する｡

ひとりは､かつて､｢時｣をかけた女性｡

もうひとりは､今､｢時｣をかける少女｡

このふたりのヒロインを通じ､時代によって変わっていくものと､時代を経ても変わらないものについて考えてみたいと思う｡

｢時をかける少女｣には､その時々の言葉で､時々の方法で､時々の少女たちで､何度も語られるべき､世界の秘密が隠されているのだと思う｡

※

｢その時々の言葉で､時々の方法で､時々の少女たちで､何度も語られるべき､世界の秘密｣というところに､まさしくこの物語の真髄がある｡

もしかしたら､DVDで見たものと､テレビ映像で見たものと違う魅力を､Blu-rayの持つ映像美によって感じることもできるかもしれない｡

ちなみに､ケータイで読める電子コミック｢時をかける少女｣も好評｡

劇場公開作完全コミカライズで｢時をかける少女-TOKIKAKE-｣というタイトル｡

ケータイ電子書店｢ちょく読み｣で配信されているので､次の手段でぜひ読んでみよう｡

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(古田鉄寿)