こんなのアリ!? 実写版「マリオカート」ネットで話題になっている!?

天下の公道に暴走族が出現した!?

いや、よーく見てみると、暴走族ではなく「マリオ」!!

なんと、フランスの実際の公道で「リアル・マリオカート」が再現されちゃったんだからびっくりだ!

「マリオカート」シリーズは、「マリオブラザーズ」に関連する人気キャラクターたちを操り、妨害アリ、アイテムによるパワーアップアリと、なんでもありのレースゲーム。

日本では1992年に発売された第1作の「スーパーファミコン」版、続く96年発売の第2作「NINTENDO64」版はそれぞれのハードで歴代最高売り上げソフトとして輝かしい記録を重ねており、「ニンテンドーDS」や「Wii」でも大人気を博している。

そんな「マリオカート」を、実際の人間が、実際の公道で再現した動画が「YouTube」や「ニコニコ動画」などに投稿され、ネットで話題になっているというのだ。

この無謀な挑戦をしている人物は、フランス人のレミ・ガイヤールというオジさま。

実はこの人、これまでも、公共の場で“1人オリンピック”に挑戦したり、アメリカンフットボールのタッチダウンをしてみたりなど、フランスでは有名な「変わったオジさん」だったのだ。

今回話題になっているのは、YouTubeで「MARIO KART (REMI GAILLARD)」との題名が付けられている動画。

本物そっくりのタイトル画面やキャラクター選択画面を経てゲームをスタートすると、レーシングカートに乗ったマリオが実際の公道に登場。

BGMや効果音もゲームのものを使用している徹底ぶりだ。

実際の信号が「青」に変わると同時にスタート!!

行き交うクルマ(もちろんホンモノ!)をすりぬけ、街中を大爆走。

もちろんそこはあくまで「マリオカート」なので、走りながら、画面上にバナナが表示されると並走するクルマやバイクにバナナの皮を撒き散らす。

実際にはそれでスリップしたりすることなく、無情にもバナナの皮は踏みつけられてオシマイなのだが、なんと無茶苦茶な……。

そして、キノコが表示されると加速して前のクルマを追い抜くなど、まさにやりたい放題。

凱旋門でゴールし、見物人に満面の笑みをたたえて手を振るマリオ。

しかし、フランスでもこうした“暴挙”は許されない(あたりまえだが)ようで、あえなく警察官によって御用となった映像もバッチリ収録されている。

ところが、このマリオ、捕まったくらいではレースを終えるつもりはないようだ。

警察の取り調べ中、画面上に“無敵アイテム”である「スーパースター」が表示されると、マリオは警察のスキを狙って見事に逃走、というわけだ。

この動画、現在でYouTubeでも相当な再生数があり、危険であることや周囲への迷惑を指摘する声も少なくないが、「次回作」を期待する人も多いようだ。(古田鉄寿)


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