｢どっちの料理ショー｣ネット番組で復活! 勝算はあるのか?

日本テレビ系にて､1990年代から2000年代にかけて人気を博した『どっちの料理ショー』が､インターネット番組として復活を果たした｡

かつては､関口宏と三宅裕司が司会を務め､スタジオにいるゲスト芸能人が､VTRを観てどちらの料理を食べたいか選び､多数派の人のみが実際に食べることが出来る内容だった｡
しかし新作は､経費削減の為か､司会者もゲストも不在｡ナレーションベースで進行され､番組時間も20分足らずと短い｡
スポンサーはKIRINビールで､双方の料理がお取り寄せ出来るので､実質通販番組となんら変わらないと言えるだろう｡

第1回は｢餃子VSメンチカツ｣｡昔の地上波放送時代なら盛り上がりそうなネタであるが､現在､配信サイト｢Tver｣の同番組チャンネル登録者数は2500人程度｡お世辞にも話題になっていない｡
やはり､スタジオで芸能人たちが悩む姿や､司会者とのトークなど､食べ物以外の要素も無いと､幅広い層に観てもらうのは難しそう｡

このままだとあっという間に打ち切りになる可能性が高く､ネット上で話題になる要素を何かしら盛り込まないと､過去の栄光に傷をつけて終わるだけだ｡

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