｢テレ東音楽祭｣国分太一MC不在で珍事態!? 謎の応援団結成､大トリの歌手にも注目!

テレビ東京系の音楽特番『テレ東音楽祭2025夏』が7月9日に放送された。例年MCを務めてきたTOKIOの国分太一がハラスメント騒動によって無期限活動休止のため、MC不在という形で番組は行われた。

田中瞳アナウンサーが司会進行を担い、急遽お笑いコンビのニューヨークがMCのようなポジション(肩書きは"ゲスト")に抜擢。
郷ひろみ、氷川きよし、なにわ男子といった歌手たちが"応援団"という役割を任せられ、番組を盛り上げた。

ニューヨークはあくまでMCではなくゲスト扱いなので、出演アーティストとのトークもほとんどなく、パフォーマンスを見ながらワイプでコメントを挟む程度。
多種多様なアーティストが次々に登場して休み無く歌唱を繰り広げる構成は意外に新鮮。トークが無い分、純粋に音楽を楽しみたい視聴者にとっては好評な構成であった。

また、番組の大トリを担ったのは、女優･のん(元:能年玲奈)と元キリンジの堀込泰行。キリンジが2000年にリリースした楽曲『エイリアンズ』を2人で披露した。
キリンジは兄の堀込高樹と弟の堀込泰行の2人で結成したユニット。堀込泰行は2013年に脱退しており、現在は兄だけのソロユニットになっている。

間違いなく語り継がれるべき名曲なのだが、2000年にリリースされた楽曲が2025年の音楽特番で大トリで歌われるなど、ファンですら想像できない展開。しかもキリンジを脱退した堀込泰行と、それをカバーしたのんがコラボするなんて、まさかすぎるキャスティングだ。

テレビ朝日やTBSの音楽番組とは一味も二味も違う、個性に溢れた面白い音楽特番、ぜひ次回も期待したい。

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