「秘密のケンミンSHOW」の取材依頼を断った店主が、過剰演出の一部始終を暴露
読売テレビ系で毎週木曜21:00〜より放送されている高視聴率バラエティー『秘密のケンミンSHOW』。

特定の都道府県にスポットを当て、その地域出身の芸能人がその土地だけで行われている行事・習慣を紹介するのが主な内容で、紹介された地域は視聴率が25%を超えることもある。

だが、兼ねてより『秘密のケンミンSHOW』には"ヤラセ"疑惑が付き纏っており、「紹介の仕方が過剰なのではないか」といった批判が多く寄せられているのだ。

その原因の一つといえるのが、"全て""何にでも""皆""誰も"という風に、その地域の住民"全員"が同じ習慣であるかのように紹介すること。
その都道府県を代表して番組に出演している芸能人も、あたかもそうであるように説明する為、他の都道府県に住む視聴者の勘違いを招き、またその地域の住民をバカにしている、と叩かれるのである。

そんな中、過去には、実際に番組スタッフから取材のオファーがありながら、例によって"過剰"な演出をするよう頼まれたがキッパリ断った例がある。その店のオーナーが、その一部始終を公表していた。

滋賀県大津市に店を構える、昭和40年創業の中華料理屋・石山飯店だ。

石山飯店の二代目店主のブログで更新されたエントリー・そのタイトルもずばり「秘密のケンミンSHOW取材を断った訳とは?」によると、

「あの番組、最初の頃は観てたんですが、○○県民はみんなそうであるかのような内容に疑問を感じて見なくなった」と元々不信感を抱いていたようで、そんな折取材依頼の電話があったという。

秘密のケンミンSHOW』の1コーナー「県の中心で愛を叫ぶ:滋賀編」は視聴したが、「滋賀県民のデートは競艇場」などの過剰な内容には半ば呆れていた。

番組スタッフからの依頼内容は「関東と関西天津飯のあんかけの色の違いを取材したい」とのことで、「関東の天津飯はあんかけの色が醤油の色が濃くて、関西は色が薄い」ことを特集したかったようだ。

だが、石山飯店の天津飯は、通常の関西地区で売っている天津飯と異なり、関東風なものだとオーナーはスタッフに伝えた。

番組スタッフは、「(あんかけの)色を確認したい」と申し出て、オーナーに商品の写真を送るよう要求。
オーナーが自店の天津飯の写メを送ると、それを確認したスタッフからは、「色が濃くて関東との違いがわかりづらい」と指摘が入り、「取材の時だけ色を薄くしてほしい」と言い出したそうだ。

これを聞いたオーナーは、「色が変わると味も変わる訳で、真実を捻じ曲げてTVに出ても意味がないし、何より番組を見てご来店いただいたお客様に放送と違うじゃないか!」と怒りが込み上げ、取材を断ったという。

オーナーは、創業以来守ってきた伝統の味を無理矢理変えることは断固として首を縦に振らず、「誰がなんと言おうが、信念や伝統を守るべきところは守りたいのです」と言い切った。

「ゴールデンの番組・・・もったいないことしたかも」と最後に一言付け加えてはいたものの、この内容を読んだ読者からはいずれも絶賛のコメントが書かれていた。

石山飯店のオーナーが上記のようなカミングアウトを綴ったのは2008年だが、その後も番組への批判はあちらこちらで流れているのが事実。
今日も番組スタッフは、演出に協力してくれる店を探すため奔走しているのかもしれない。
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