ハライチ･岩井勇気が相方の澤部佑をボッコ! ｢あの人が怖くて仕方が無い｣

2009年､2010年と2年連続で『M-1グランプリ』決勝進出を果たし､岩井勇気のフリに澤部佑がボケながらツッコむ斬新な"ノリボケ漫才"スタイルがすっかり定着したお笑いコンビ･ハライチ｡

漫才の実績が認められ､2011年末現在､フジテレビ系『ピカルの定理』やテレビ東京系『おはスタ』等レギュラーに出演｡各局人気バラエティー番組にゲストで呼ばれる機会も増えてきた｡
2005年結成とまだまだ若手の部類に属するハライチ｡二人の出会いは幼稚園時代と幼少期から互いを知っており､中学3年生の頃には彼らにもう一人を加えた3人でトリオを結成｡大学進学を選んだ1人が抜けて､高校卒業後デビューを果たした｡

幼馴染みで仲が良いイメージのハライチであるが､12月21日に放送されたTBS系『超人気芸人12組ガチで大ゲンカ祭り』で､リアルな喧嘩話を明かした｡

ハライチの漫才は､岩井勇気がネタ作りを担当する｡澤部佑もツッコミとして自分の意見を口出ししている｡
だが岩井勇気は｢お前はネタの中身に一切口出しするな｣と一切相方の意見を取り入れる姿勢が見られないのだという｡

澤部佑は大袈裟ながら｢解散もちょっと考えるぐらい｣と相当イラついている様子｡
｢ネタは岩井が考えてる｡でも僕も『もっとこうした方がいいんじゃないか』みたいな意見を出すんですけど､全て却下される｣
実際ハライチのネタは澤部佑のノリツッコミがメインとも言える｡若手のツッコミで2011年から12年にかけて紛れも無く注目されている一人だ｡

あれやこれやと意見を出しているうちに､とうとう岩井勇気から鉄拳制裁が飛んできた｡
｢段々俺(イライラが)溜まってきて､ちょっと強めに言ったんです｡『これはこう変えた方がいいんじゃない?』って言ったら､パンチが･･･｣
｢気付いたらそこに並んでた自転車と一緒に倒れてた｣
澤部佑を殴ったことは事実のようで､岩井勇気も特に否定はしなかった｡
｢あの人が怖くて仕方が無いです､最近｣と澤部佑は不満を露わに｡

ここから岩井勇気が反論に転じ､｢アイツのツッコミもしっくり来ないんですよね｡｣｢今のスタイルになったのも､ツッコミが上手く出来ないだけで｣と澤部佑のスキル不足が根本にあると主張｡
澤部佑は｢それは違うよ､違うよ!!｣｢お前のボケが弱いから俺頑張ろうとしたんだぞ｣と真っ向から対立した｡

コンビの意見が完全に食い違う状況で､フットボールアワーの後藤輝基は｢お前らの喧嘩､会議室でやるやつやん!｣とマジな言い争いに苦言を呈した｡

互いは牽制し合っていても､同番組で実施された1万人アンケートで明らかになった｢仲の悪そうなコンビランキング｣にて､ハライチは12組中第11位と､コンビ仲が良いという世間イメージが判明｡
現状､澤部佑がピンでオファーされ出演する番組本数が増えている｡業界内でも､彼のツッコミに評価が集まっているのであろう｡

ハライチとしてコンビがもう一段階躍進するには､むしろ岩井勇気の覚醒が不可欠だ｡

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