イモトアヤコのマッターホルン登頂にアルピニスト・野口健が厳しい意見!
1999年、当時25歳で七大陸最高峰の世界最年少登頂記録を更新するなど、登山家として多方面で活躍する野口健が、自身のTwitter上で日本テレビ系『世界の果てまでイッテQ!』について言及した。

9月30日放送の同番組では、「いつかはエベレストに登ってみたい」と野望を抱くイモトアヤコが、キリマンジャロ、モンブラン、アコンカグアに次ぐ第4の山、スイスとイタリアの国境に位置する標高4,478mのマッターホルン登頂に挑戦。
国立登山研修所や飛騨山脈北部にある剱岳で訓練を積み、スイスで登山許可を懸けた検定を受け合格した上で、アタックの許可が下りた。
マッターホルンは1泊2日の短期決戦となり、幾多の難関を乗り越えて見事山頂へ到達。番組スタッフから2013年にヒマラヤ、上手くいけば翌々年にエベレスト登頂を計画していることを告げられた。

壮大なスケールと迫力満点の映像で多くの視聴者に感動を呼び、視聴率は20%を記録。その内容に苦言を呈したのが、野口健だった。
イモトアヤコはマッターホルン登頂後、事前に用意していたヘリコプターで宙吊りにされながら下山した。野口健はユーザーから彼女の登頂について聞かされると「えっ、ヘリを使っていましたか(笑)。遭難、または体調不良がなければ通常では考えにくい選択肢。」「個人的な考え方ですが、山登りというものは自力で下山するところまでが山登り。」とツイート。

ヘリコプターの使用は、端から下山を放棄したのではなく、登山シーズン直前に雪が降り、危険性を考慮し予め下山にはヘリコプターを使うという条件をガイド側から提示された上での事だった。野口健はその話を知ると、「僕ならば登山は中止します。ガイドの判断だとするならばスイスでの登山はそれが一般的なのかもしれませんが。」「彼女の登頂に笑ったのではなく、ヘリを使わなければ下山出来ないような状況でありながらそれでも片道はやるんだねと、デレビはそこまでやるんだね、と苦笑したわけ。」(※原文ママ)とコメント。

一部ユーザーからは、イモトアヤコの成功を否定するような野口健の発言に対し批判の声も寄せられた。何故彼が下山の事にこだわるかと言えば、「山登りは登頂して終わりではなくて下山の方がより困難です。僕の感覚では山頂までが3分の1、下山に3分の2(山によって異なりますが)の技術、体力を必要とします。ですから登りながらも絶えず自力で下山出来るかを考えなければいけない。」「遭難しヘリにレスキューされるケースもありますが、山岳地帯でのヘリレスキューにもリスクがある。救助に駆けつけたヘリが墜落事故を起こす事も決して珍しくない。」という価値観を持っているから。

野口健自身、冒険論には様々な考え方が存在して、「冒険にはルールはないので人それぞれの受け止め方でいいのでは。」とツイートし、議論することも面白いと語っている。決してイモトアヤコの挑戦を否定するわけではないはず。
ただし、番組を見てこれから登山をやってみようと思った人が、安易にヘリレスキューを呼べばいいと認識してしまうことは恐れているのかもしれない。
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