丸岡いずみが自身のうつ病について語る! 発症の原因は? 闘病生活の実態とは?

日本テレビ系『情報ライブミヤネ屋』で人気を博し､映画コメンテーター･有村昆と結婚した丸岡いずみが､9月19日放送の同番組にゲスト出演｡久々の"凱旋"を果たした｡

今や日本全国でおよそ96万人もの人々がうつ病に苦しんでいる｡もはや人事ではない｡そこで､うつ病を患った経験をもとに著書『仕事休んで､うつ地獄に行ってきた』を執筆した丸岡いずみが､体験談を語り､視聴者に参考にして欲しいと訴えた｡

丸岡いずみの身体に異変が起きたのは､東日本大震災の取材初日の夜｡悪夢にうなされるなど､まともに寝られない日々を過ごし､2011年8月29日をもって仕事を降板｡地元･徳島県に帰省した｡
幼少期は楽天的な性格だったと自他共に認め､自分がうつ病にかかるとは思いも寄らなかったという｡

『仕事休んで､うつ地獄に行ってきた』には､闘病生活の様子が綴られている｡
東日本大震災翌日､岩手県陸前高田市へ取材に行き､瓦礫で覆われた地面に打ち上げられていた遺体の数々を目の当たりにした｡カメラに写せない光景ばかりで､ただ呆然と立ち尽くしていたそう｡二週間の現地取材を終えると､頭皮に湿疹が出来ていた｡
同年6月､行方不明者を捜索する海上自衛隊の護衛艦に乗り込んだ｡そこで再び､損傷が激しい遺体の数々を目撃｡過度のストレスが身体を蝕み､8月になると食欲が無くなり､一睡も出来なくなった｡

精神科医で診断を受けると､うつ病と判断され､9月下旬から従兄弟が勤める病院の内科病棟に入院した｡2ヶ月ほどで一時退院するも､再び症状が悪化して､精神科に入院｡約二週間で回復し､年末には仮退院出来た｡
現在夫となった有村昆は､わざわざ東京から徳島県まで､心の安定に効果があるアメジスト石や､工事用の耳栓やぬいぐるみなど､うつ病克服のためあらゆる物を贈ってくれたという｡
2012年8月に無事入籍し､結婚後はうつ病をぶり返すこともない｡幸せな新婚生活を過ごせている｡

丸岡いずみは､東日本大震災による悲惨な光景を見て､極度のストレスを覚え､うつ病を患った｡しかし､彼女のようなシチュエーションでなくとも､十分うつ病の危険性はある｡ストレス社会と言われる現代､10年間で患者が2.5倍増えており､いつ誰のもとに降りかかるか分からない｡

うつ病の予防としては､食生活や生活リズムの改善､思考の転換､仕事と休養のバランスも大切だ｡これらが乱れがちな人は､一度己を見直して早めに改めるのが望ましい｡

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