｢笑っていいとも｣最終回&グランドフィナーレ超特大号の視聴率は!?

1982年4月の放送開始以来､32年間にわたり国民的番組として愛されてきたフジテレビ系『笑っていいとも!』が､3月31日をもって長き歴史に幕を下ろした｡

お昼最後の生放送には､｢テレフォンショッキング｣にビートたけしが出演｡ブラックジョーク満載の表彰状を読み上げ､明石家さんまを明日のゲストとして電話を掛けるなど､大いに盛り上げた｡
東京･新宿のアルタスタジオ前には､数千人の一般人が集まり､大型モニターを観賞｡途中､タモリコールが起きるなど､熱気に満ちていた｡

終盤には､火曜～金曜日の各レギュラー陣から一人ずつサプライズ登場し､スタジオの盛り上がりは最高潮に｡最後はタモリがいつも通り｢それではまた明日も見てくれるかな?｣と呼びかけ､観客も｢いいとも!｣と応えた｡
やはり国民の関心が非常に高く､視聴率も正午の番組としては異例の16.3%を記録した｡

同日夜8時から約3時間にわたり放送された｢グランドフィナーレ感謝の超特大号｣には､明石家さんま･ダウンタウン･とんねるず･ウッチャンナンチャン･爆笑問題･ナインティナインら､新旧レギュラーが大集合｡全員で番組の終了を祝した｡
タモリがずっと憧れてきた吉永小百合の出演や､いいともメンバーのスピーチ､タモリの最後の挨拶など､見所いっぱいの内容に､視聴者も終了を惜しみながら釘付けになったことだろう｡
視聴率は､関東地区で28.1%､関西地区で26.1%を記録｡同番組が"国民的長寿番組"であることを改めて証明すると同時に､タモリの人気の高さも存分に窺える結果である｡

そもそも､長年仕事を続けられる割合すらごく僅かという厳しい芸能界で､一つの生放送番組を週5日欠かさず30年間以上続けてきた功績は計り知れない｡もう後にも先にも､彼を超える人物は現れないのではないか｡
タモリには､心から｢お疲れ様でした｣と言いたい｡

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