｢怒り新党｣高視聴率なのに何故終わる! その裏事情が明らかに!

テレビ朝日系『マツコ&有吉の怒り新党』が3月末をもって放送終了することが決定した｡2011年の開始以来6年間にわたり同局のネオバラ枠を支えてきた人気番組がどうして突然終わるのか｡その裏事情を『NEWSポストセブン』が報じた｡

｢現場のディレクターたちは後半コーナー「新三大〇〇調査会」のネタ選びに相当苦労していたのです。苦労しながら放送しているうちにネタの幅が狭くなり、『タモリ倶楽部』を超えるニッチなものばかりになったことで、かつてのような視聴者の熱狂がなくなってしまいました。｣(引用:NEWSポストセブン)

『マツコ&有吉の怒り新党』は､前半に｢国民から寄せられた怒り｣を取り上げ､後半に｢新三大〇〇調査会｣のVTRを観賞する流れ｡"怒り"に関しては視聴者投票も多く､ネタはまだまだ尽きることがない｡ところが､｢新三大〇〇調査会｣はスタッフがネタを考えてロケを行っている｡次第にマニアックなジャンルを開拓せざるを得ず､視聴者が付いてこれなくなった｡
｢記憶調査委員会｣｢もうすぐこうなる調査会｣｢今週の怒られたさん｣など埋め合わせの新企画も放送されたが､いずれも｢新三大〇〇調査会｣のように定着することはなかった｡

新番組『マツコ&有吉かりそめ天国』は､キャストこそ変わっていないがコンセプトがフワッとしたトークバラエティー｡怒りに限らず､様々なテーマについてマツコと有吉弘行が語り合う｡
二人は今や､毒舌タレントという枠にとどまらず､一流司会者として冠番組を多数抱える売れっ子｡単純明快な内容こそ､真価が発揮されるのかもしれない｡

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