傍聴マニア09
[第3話]
11/05放送

今回、森夫(向井理)が傍聴した裁判は、615法廷での「ストーカー規制法違反」裁判だ。

好きなキャバクラ嬢・桃花ができて、足しげくキャバクラ通いを始めた田浦は、店の外デートをしたときに手編みのマフラーを貰ってすっかりメロメロになった。しかし、そんな桃花が田浦をストーカー行為で訴えた。しかし、田浦は「僕はストーカーではない」と主張し、「桃花とは交際していた」と全面否定した。

田浦の弁護人がストーカーでないとする根拠は3つ。田浦が桃花のプライベートな携帯番号を知っていたこと、お互いの家を行き来する仲だったこと、桃花を田浦の両親に会って結婚をほのめかしていること、だ。

「こりゃ、つきあっているな…」と森夫。そんな森夫に、傍聴マニア仲間の美和(南明奈)は「無罪なんて刑事事件の1%もない」ときっぱり。さすが現役法学部の女子大生だ。

検察側の証人として桃花本人が出廷する日がきた。桃花は裁判官に向って「恋人ではありません、お客さんの1人です」と言いきる。そのほか、田浦と性交渉があったか、なぜキャバクラの仕事を始めたのかなどを質問した。

田浦の弁護士がストーカーでないとする根拠についても、桃花はきっぱりと反論した。お互いの家を行き来したと言うのは、何度もではなく、それぞれ一度きり。理由も酔った相手を送って行っただけだという。田浦の両親に会って結婚の話をしたというのも、田浦の両親が早く結婚しろとうるさかったので、「彼女のふりをしてくれ」と、田浦に頼まれたというのだ。

田浦にプレゼントしたマフラーも手編みではないという…。

桃花にとって、田浦は田舎から上京してはじめて指名した「客」だったそうだ。

ところが2人の関係にすれ違いはじめたのは、桃花がナンバー1キャバ嬢になってからだ。田舎娘が自分に自身をつけていくのを、田浦は喜ばなかった。さらに、キャバクラの仕事を辞めてくれともいったそうだ。

「彼は今の私を認めてはくれませんでした」

桃花の反論の言葉を聞いた田浦は号泣、ストーカーの罪を認めた。

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キャスト
北森夫 / 向井理(むかいおさむ)
26歳、今時のフリーター。優柔不断で流さ・・・
織田美和 / 南明奈(みなみあきな)
20歳、司法試験目指して勉強中の大学生。・・・
山野鳥夫 / 六角精児(ろっかくせいじ)
熱☆烈な傍聴オタクである。持ち歩いている・・・

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