傍聴マニア09
[第6話]
11/26放送

今回森夫(向井理)が傍聴したのは、702号法廷で行われた「殺人未遂」裁判だ。いつものように傍聴仲間の美和(南明奈)や山野(六角精児)と傍聴席に座っていた森夫は、被告の顔を見て驚いた。被告の名前は右田玲。森夫の高校時代の親友だったのだ。


被害者の佐山は「恋人だった」と、玲は証言した。彼女は佐山を包丁で刺したことは認めるが、事件の動機は黙秘したままだった。

弁護人は「動機について被告が黙秘をしている限り、傷害罪が適用されるべき」と裁判官に訴えた。玲と佐山は、劇団養成所で1年前に知り合い、劇団を退団してから交際が始まったという。

動機は「自分の浮気を疑っての犯行だろう」と佐山は言うが、弁護人は「被告人(玲)は、友人に彼氏はいない」と言っていたと証言する。さらに、事件当日、玲は佐山に50万円を貸していたらしい…。
しかし、被告である玲は事件の動機を黙秘する。

「“10年ひと昔”っていうからな。その間に、悪人になっているヤツだっているよ」と山さん。美和は「このままじゃ、実刑になっちゃうよ」と言う。

心配になった森夫は、拘置所まで玲の面会に出かけた。森夫を見た玲は、「何で黙秘してんの?ちゃんと話せば刑が軽くなるかも知れないんだよ」と玲に言う。すると玲は「森夫さあ、わたしの卒業アルバムに何て書いたか覚えている?」「こうなったのも森夫のせいなんだよ」と驚いたことを言うのだった。それを聞いた森夫は、玲のそれまでを調べ始めた。

まず、玲と佐山が所属していた劇団に聞き込みに行くが、他の劇団員は「2人が付き合っていたなんてありえない」という。むしろ、玲は佐山を嫌っていたそうなのだ!

次に森夫は、玲の母親が入院している病院へ行く。そして、卒業アルバムを見せてもらった。そこには、森夫の字で「玲なら、スカーレット・オハラになれる!」と書かれていたのだ。

森夫は、高校の卒業の日を思い出す。そう。玲は「スカーレット・オハラのようになりたい!」といったんだ…。彼女の芸名・小原ひいろ
は、スカーレット=緋色からもじったものだと気づいた。

さらにインターネットで「小原ひいろ」を検索した森夫が目にしたのは…。

森夫は、玲のために、証人となって出廷することを決意する…。

法廷に情状証人として現れた森夫は、なんとスーツ姿!それを見た美和や山野は驚きを隠せない!!

証言台に立った森夫は、彼女が付けた芸名を思い出したと言い、「彼女にはスカーレット・オハラのように何度も立ち向かっていく人生を歩んでもらいたいです」と発言した。さらに、「彼女が何をしたとしても、これからもずっと友達」「玲に頼って貰えるような男になりたい」と、証言した。

森夫の証言を聞いた玲は、ついにすべてを話し始める。玲は佐山に、かつて貧しかったときにアダルトビデオに出演していたことを脅迫されていたのだ。AV女優をしていることを病気の母親にバラすと言われ、お金を渡したらしい。さらに、体を求められたため、とっさに刃物を手にして抵抗しているうちに刃物が佐山に刺さってしまったのだという…。

彼女が黙秘を続けていたのは、“余命半年”と告げられている母に知られるのが嫌だったからだそうだ。しかし、何があっても支えてくれる友人がいることを知り、全部話すことを決意したという…。

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キャスト
北森夫 / 向井理(むかいおさむ)
26歳、今時のフリーター。優柔不断で流さ・・・
織田美和 / 南明奈(みなみあきな)
20歳、司法試験目指して勉強中の大学生。・・・
山野鳥夫 / 六角精児(ろっかくせいじ)
熱☆烈な傍聴オタクである。持ち歩いている・・・

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