薔薇のない花屋
[第2話]
英治(香取慎吾)の優しい人柄に触れ、「騙すことなんて出来ない」と院長に、企みから降りる申し入れをした美桜だったが、実父のこと(?) もあり、なかなか断りきれずにいる。01/21放送
英治は自分のことをいつも後回しにして、ほかのひとのために苦労する人だった。そして、「俺はいいんだ」これが彼の口癖だった。英治の娘・雫(八木優希)は学校での作文に、「父はあまりにもいい人過ぎて、損をしていると思う。けれど、それは本当にすごいことだと思う」と書いていた。
英治の営む花屋の軒先で雨宿りをしていたことがきっかけとなり知り合いになった美桜(竹内結子)は、雫とずいぶんと親しくなり、汐見家にちょくちょく家に遊びに来るようになっていた。
そんなある日、夕食中の英治と工藤直哉(松田翔太)の話を美桜は聞いてショックを受ける。英治はあくまでもでも困っている美桜への善意であり、それで恋愛感情などを持たれたら迷惑だと聞こえたのだ。「目が見えないから同情されていた――」そう思い込んだ美桜は汐見家を飛び出す。それに気付いた英治は美桜のあとを追う。いつも、英治の優しさが美桜の心に伝わってきた。そして、2人の関係は今まで以上に接近するのだった。
また、直哉はホストで働く青年ではなかった――彼は探偵で、病院院長の安西(三浦友和)に雇われ、英治の元に潜り込み探りを入れていたのだ。直哉は雫の母が(本仮屋ユイカ)が映ったビデオをダビングして院長に渡す。そのビデオを観ると、安西は目に涙を浮かべ、じっと画面を見つめるのであった。
そんなある日、桂子(池内淳子)が息子たちの事情で、老人ホームに入居することが決ったという知らせが舞い込む。喫茶店「コロン」のマスター・健吾(寺島進)の提案もあり、みんなでお別れ会をすることに――しかしその当日、桂子は現れなかった。桂子は老人ホームへの入居が嫌だったのだ。そこで、英治は桂子に同居を提案、一緒に暮らすことになる。
一方、美桜は勤務先の病院で、同僚の誘いを断れずい飲み会に参加する。病院に勤めているときの美桜は他人に対してきつくて、一匹狼のような感じの女性だ。美桜は気乗りしないまま出かけた飲み会の席で一人の男に絡まれ、拒絶すると、「アンタがいないところで、“性格の悪い女”だって、みんな言っていたよ」とはき捨てられ、嫌な思いをする。そんなとき、無意識のうちに、美桜は英治の携帯に電話を掛けていた。
酒に酔って荒れている美桜を優しく介抱する英治。そんな英治に心打たれて、美桜は目に涙を浮かべながらも、明るく微笑む。そんな美桜に、英治も心惹かれるのだった…。
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キャスト
汐見英治 / 香取慎吾(かとりしんご)困った人を見ると放っては置けない性格の持ち主。つい、人の世話を焼いてしまう。最愛の妻の忘れ形見である一人娘・雫を心から愛している。妻が花を好きだったから、必死で働いて小さな花屋を始める。
白戸美桜 / 竹内結子(たけうちゆうこ)
自分にハンデがあるようには思えない明るさと歯に衣を着せない自由奔放な性格。盲目の美女だ。幼い頃に視力を失っている。
小野優貴 / 釈由美子(しゃくゆみこ)
汐見英治(香取信吾)の一人娘・汐見雫のクラス担任。仕事熱心で児童心理学も専門だ。雫を見守っている。28歳。
工藤直哉 / 松田翔太(まつだしょうた)
妊娠した彼女のために勤め先のホストクラブの金に手を付ける不祥事を起こす。汐見英治(香取慎吾)の家の居候。21歳。
彼女 / 本仮屋ユイカ(もとかりやゆいか)
汐見雫 / 八木優希(やぎゆうき)
四条健吾 / 寺島進(てらじますすむ)
神山舜 / 玉山鉄二(たまやまてつじ)
安西輝夫 / 三浦友和(みうらともかず)
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